【9月2日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ

tips

9月2日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。

外国人留学生の経営管理ビザ切り替え容易に 国家戦略特区で起業促す

政府は、国家戦略特区内に限って、外国人留学生が保有するビザを経営管理ビザに切り替えることができるようにします。

国家戦略特区は、“世界で一番ビジネスをしやすい環境”を作ることを目的に、規制・制度の緩和や税制面の優遇を行う規制改革の対象となっている地区です。これまで外国人留学生が日本で起業するためには、大学を卒業もしくは退学した上で一時帰国し、ビザを取り直す必要がありました。今回、特区内でビザを切り替えられるようにすることで、外国人留学生が起業しやすい環境を整え、地方の技術革新や産業の活性化につなげるねらいがあります。

優れたアイデアを持つ若い外国人起業家による企業が増えれば、日本のビジネスにさらなる多様性が生まれそうですね。

法務×テック 個人利用増加

日経新聞が、法務分野でITを使う「リーガルテック」の個人への普及について報じました。フリーランスなど企業と業務委託を結ぶ個人が増えていることで、契約の内容などのチェックの需要が個人にも高まっているようです。

AIを用いた契約書分析サービスを提供するジーヴィテックは、オンライン上で契約書を登録することで内容のリスクや、不利有利を判定してくれる「アイコン」というサービスを、フリーランス向けにも展開しています。

他にも、日本リーガルネットワークによる、スマホのGPS機能を使って残業時間を記録する「残業証拠レコーダー」など、企業に対して個人が身を守るために先端技術を活用する事例が増えています。

リーガルテックの個人普及が進めば、特に業務委託やフリーランスの助けを借りるケースが多いスタートアップにとっても、法務面でより正確・適切な対応ができる環境づくりが重要になってくるでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ AI スタートアップ スマホ ニュース ネットワーク まとめ 契約書 日経新聞 業務委託 残業 起業家
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

製造業・卸業・商社の受注入力を自動化する「受発注バスターズ」を提供する「batton」が2.2億円調達
2024年10月23日、株式会社battonは、総額2億2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 battonは、製造業・卸業・商社の受注入力を自動化する「受発注バスターズ」を開発・提供し…
訪問看護・介護向けスケジュール管理クラウドを提供する「CareMaker」が1.2億円調達
2023年7月25日、株式会社CareMakerは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CareMakerは、訪問看護・介護向けスケジュール管理クラウド「CareMaker…
給与前払いサービス「Payme」や営業支援サービス「セールススクラムAI」を手がける「ペイミー」が4億円調達
2023年9月5日、株式会社ペイミーは、4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、World Innovation Labです。 ペイミーは、給与前払いサービス「Payme」を提供して…
AI作成支援プラットフォーム「harBest」運営の「APTO」が6,000万円調達
2020年12月22日、株式会社APTOは、約6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AI作成支援プラットフォーム「harBest(ハーベスト)」を運営しています。 AI作成のために必…
AIソリューションを提供する「シナモン」が5億円調達
2022年6月28日、株式会社シナモンは、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、第一生命保険株式会社です。 シナモンは、AI-OCR「FLAX SCANNER」、自社開発の音声認識…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集