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3Dプラットフォーム「TAVIO」を展開する「OpenHeart」が1.3億円調達

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2025年9月19日、株式会社OpenHeartは、資金調達を発表しました。

OpenHeartは、3Dプラットフォーム「TAVIO」を展開しています。

スマートフォンを使って、フォトリアリスティックな3D/4Dシーンの作成・共有ができるプラットフォームです。

撮影した写真・動画から自動的に3Dシーンを生成し、Webサイト上で公開できる形式で出力する機能を備えています。

作成したシーンは自由に操作することができます。たとえば、HPに埋め込むことで製品や空間の詳細な情報を伝えることが可能となります。今後は、企業向け機能としてシーン内へのリンク埋め込み機能を実装する予定です。

3Dを活用した不動産・観光・小売などの業界に向けたSaaS事業に加え、体験型の3D PHOTO事業の展開も行い、「TAVIO」を軸としたプラットフォーム事業へと拡張を進めています。

今回調達した資金は、開発の加速に活用する予定です。


スマートフォンの普及に伴い、さまざまなオンラインサービスが成長しています。これに伴い、個人・法人問わず、画像や動画よりも、さらに多くの情報を伝えられるメディアのニーズが高まっています。

たとえば、ECでは商品の情報や魅力を伝えるために写真を用いています。しかし、大量の写真を投稿したとしても、商品の全方向をカバーすることはできません。また、動画の場合はユーザーが知りたい箇所を自由に確認することができないというデメリットを抱えています。

そこで、写真や動画の課題を解決するメディアである360度写真や3Dモデルへの関心が高まっています。一方で、これらの制作には、専門的な知識や機材、専用のソフトなどが必要となるため、導入のハードルが高いという課題があります。

そこでOpenHeartは、3Dプラットフォーム「TAVIO」を展開し、誰でも簡単に3Dシーンを作成し共有できる環境を整えています。

事業の拡大には資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 360度写真 3D 4D OpenHeart TAVIO インタラクティブ スマートフォン プラットフォーム メディア 作成 個人 共有 写真 動画 撮影 株式会社 法人 資金調達
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