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CO2回収プラントを提供する「カーボンクライオキャプチャー」が6000万円調達

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2025年9月2日、株式会社カーボンクライオキャプチャーは、6000万円の資金調達を発表しました。

カーボンクライオキャプチャーは、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)発の技術をベースに、シリコーンゴムの一種であるPDMSゴムを用いた高効率CO2回収技術を開発しています。

今回調達した資金は、独自開発のゴム系CO2吸収材を用いた商用プラントの建設、国内外のエネルギー・化学・バイオガス企業との共同実証、エンジニアと経営人材の採用加速に活用します。


二酸化炭素(CO2)は代表的な温室効果ガスであり、気候変動の主因とされています。そのため、世界的に排出抑制策が講じられています。

この脱炭素化の取り組みにおける根本的な解決策として、大気中や火力発電の排ガスからCO2を直接回収し、濃度を低減させる技術の研究開発が加速しています。

カーボンクライオキャプチャーは、高濃度CO2排出源を対象としたCO2回収プラントを手がけています。回収対象とするのは、天然ガス田、バイオガス施設、発酵工程などです。濃度の高い排出源を対象とすることで、高効率な回収を実現します。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CO2 NIMS PDMSゴム エネルギー カーボンクライオキャプチャー カーボンニュートラル バイオガス ブランド 化学 商用プラント 回収 国立研究開発法人 技術 株式会社 物質・材料研究機構 脱炭素化 資金調達
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