注目のスタートアップ

2.5次元IPのプロデュースを展開する「ウタイテ」が77億円調達

company

2025年5月12日、株式会社ウタイテは、総額77億円の資金調達を発表しました。

ウタイテは、2.5次元IPのプロデュースを展開しています。

2024年7月に、5人組歌い手ユニット「きみとぴあ!」がデビューしています。

今回調達した資金は、優秀な人材の確保と組織体制の強化に活用します。


「2.5次元」とは、アニメや漫画といった2次元の世界と、実在の俳優やアイドルなどの3次元の世界の中間に位置する概念を指します。たとえば、アニメや漫画の作品を原作に忠実に再現した舞台は「2.5次元ミュージカル」と呼ばれ、そこに出演する俳優は「2.5次元俳優」として人気を集めています。

この考え方をもとに登場したのが「2.5次元アイドル」です。活動スタイルはさまざまで、インターネット上では顔出しをせず、メンバーそれぞれのキャラクターイラストを前面に押し出してブランディングを行い、現地ライブの場面だけで実際の姿を見せるものもあります。また、ゲームを中心にメディアミックス展開を行ったり、一定の設定やストーリーを持ちながら、実在の演者がフィクションを演じるかたちで活動を行う例もあります。

2次元のキャラクターと異なり、2.5次元アイドルは演者の実在性を伴うため、ファンとの距離感が近く、熱狂的な支持を得やすいという特徴があります。こうした背景から、2.5次元アイドルの市場は近年急速に拡大しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ 2.5次元 BtoB IP アイドル ウタイテ エンターテインメント サブカルチャー プロデュース ライブ 君とピア! 株式会社 歌い手 資金調達 運営 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

身体性のあるバーチャル技術を研究開発する「イマクリエイト」が1.8億円調達
2022年10月20日、イマクリエイト株式会社は、総額1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イマクリエイトは、バーチャル空間内で、現実のように身体を動かすことができる技術の研究開…
多拠点ライフ・プラットフォーム「ADDress」運営の「アドレス」が資金調達
2020年1月31日、株式会社アドレスは、資金調達を実施したことを発表しました。 月額制で全国の家に自由に住める多拠点ライフ・プラットフォーム「ADDress」を運営しています。 2020年4月に、4…
AI肌診断アプリ「HADABON」を開発・提供する「AquaAge」が資金調達
2023年1月24日、AquaAge株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 スマートフォンで顔写真を撮ることで、AIによる肌診断ができるアプリ「HADABON」を開発・提供しています。 6…
音声を活用した議事録作成支援サービス「スマート書記」を提供する「エピックベース」が2億円調達
2022年12月22日、エピックベース株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 エピックベースは、音声を活用した議事録作成支援サービス「スマート書記」を提供しています。 AIと音…
生成AIを活用した社会人向け学習マンガサービス「LearningToon」などを手がける「SUPERNOVA」が資金調達
2024年9月27日、株式会社SUPERNOVAは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社NTTドコモです。 SUPERNOVAは、生成AIを活用した社会人向け学習マンガサービス「…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集