注目のスタートアップ

インフルエンサーが利用していたアイテムを安心・安全に取引できるCtoCマーケットプレイスを提供する「ピックユー」が2.2億円調達

company

2025年4月15日、株式会社ピックユーは、総額2億2000万円の資金調達を発表しました。

ピックユーは、インフルエンサーが着用していたものが購入できるCtoCマーケットプレイス「Pickyou(ピックユー)」を提供しています。

すべてのやりとりにピックユーが関与することで、両サイドのユーザーが安心・安全に取引できる環境を構築しています。

出品者に対してはスムーズで金額メリットの大きな出品体験、購入者に対しては大手ECサイトと変わらない購入体験を提供しています。

今回調達した資金は、出品者のエンゲージメント強化、購入者の体験向上、安心できる取引のためのオペレーション体制の整備などに活用します。


経済産業省「令和5年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によれば、2023年の国内電子商取引市場規模(CtoC)の市場規模は、2兆4817億円(前年比5.0%増)と推計されています。

CtoC-ECとは、メルカリのようなフリマアプリやオークションサイトなど、個人同士がモノやサービスを売買する電子商取引のことを指します。

スマートフォンの普及によって、誰もが簡単にインターネットを使えるようになり、こうした個人間取引の市場は大きく広がりました。とくに近年は、廃棄を減らし、使えるものを繰り返し活用するという循環型社会の実現に向けた取り組みが注目されており、CtoC-ECはそのための有効な手段としても期待されています。

このような背景のもと、ピックユーは、ライフスタイルやファッションスタイルを発信しているインフルエンサーが着用していたものを取引できるCtoCマーケットプレイスを提供しています。

事業を成長させるには資金調達が重要です。シリーズ発行累計250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CtoC ECサイト Pickyou SDGs アイテム アパレル インフルエンサー サステナブル ピックユー ファッション フリマアプリ マーケットプレイス 出品 古着 循環経済 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

船舶管理プラットフォーム「MARITIME 7」を開発する「ザブーン」が3.9億円調達
2024年8月7日、株式会社ザブーンは、総額3億9000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は6億円を突破しました。 ザブーンは、船舶管理プラットフォーム「M…
「RevComm」が「サイボウズ」と業務提携 電話営業のDX支援パッケージ「営業支援型 kintone」を販売開始
2022年6月2日、株式会社RevCommは、サイボウズ株式会社と共同で、新サービス「営業支援型 kintone」を販売開始したことを発表しました。 RevCommは、音声解析AI電話「MiiTel(…
ロンブー田村淳が新会社「株式会社がちキャラ」設立
吉本興業に所属するロンドンブーツ1号2号の田村淳氏が、2019年6月に株式会社がちキャラを設立しました。 がちキャラは、SNSを中心に、“がちで頑張っているキャラクター”をサポートすることを目的に設立…
LINEからハイヤーを呼べる「VIPハイヤー配車」を運営する「ライトマークス」が1億円超調達
2022年5月19日、株式会社ライトマークスは、1億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、本田圭佑氏が手がける個人ファンド「KSK Angel Fund LLC」です。 ライトマーク…
中小・ベンチャー企業向けの管理部門BPaaS「コラボ」を展開する「Wewill」が2.46億円調達
2024年12月9日、株式会社Wewillは、総額2億4600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Wewillは、中小・ベンチャー企業の管理部門の生産性と信頼性を向上させるBPaaS「コラボ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集