創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年3月26日製造業向け生産管理クラウド「SmartF」を提供する「ネクスタ」が2.2億円調達

2025年3月21日、株式会社ネクスタは、デットファイナンスにより、合計2億2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
ネクスタは、製造業向け生産管理クラウド「SmartF」を開発・提供しています。
在庫管理、工程管理、生産計画、受発注管理、原価管理、品質管理、設備管理といった機能を備えており、製造業の業務効率化に寄与する生産管理クラウドシステムです。
スモールスタートが可能、手書き作業やエクセル管理をバーコード活用によりシステム化できること、現場を理解した導入コンサルタントによる導入支援を特徴としています。
製造業は国内GDPの約2割を占める主要産業ですが、人材不足や国際競争の激化により競争力が低下しています。これを受け、持続可能な発展と競争力の回復には、抜本的なデジタル化が不可欠です。
その中で、製造業にとって重要な業務のひとつが生産管理です。生産管理は、品質を維持しながら原価を抑え、最短で製品を製造することを目指す業務であり、需要予測、生産計画、調達・購買、工程管理、品質管理、在庫管理といった多岐にわたる工程を担います。しかし、多くの企業では独自の管理システムが稼働しているため、属人的な運用に依存しており、新たなシステムの導入や業務改善が困難な状況にあります。
そこで、ネクスタは、こうした課題を解決し、製造業の生産性向上を支援する生産管理SaaS「SmartF」を提供しています。「SmartF」は、カスタマイズ不要で容易に導入できるほか、現場に精通したスタッフによるコンサルティング支援を通じて、導入から業務改善まで一貫してサポートする点が特徴です。
デジタル化は、これまで非効率的だった業務を大幅に効率化してくれる可能性があります。企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なソリューションを探すことが必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。
また抜本的なシステム投資においては資金調達の実施も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達ノウハウについても詳しく解説しています。
カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB SaaS クラウド システム スマートF ネクスタ ノーコード ものづくり 原価管理 受注管理 受発注 品質管理 在庫管理 工程管理 株式会社 生産管理 生産計画 発注管理 製造業 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年12月4日、株式会社ヘラルボニーは、資金調達を実施したことを発表しました。 ヘラルボニーは、国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまな…
2022年6月24日、株式会社THE LEGALは、総額6,055万6,040円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、アークホールディングス株式会社、株式会社DYM、株式会社Wiz、株式…
2024年8月9日、株式会社イザナギゲームズは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合(PE&HR株式会社)です。 イザナギゲームズは、コンシューマー…
Logipeace Pte. Ltd.(株式会社ロジピース)(本社:シンガポール)は、100万シンガポールドル(約1.1億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 Logipeaceは、海運・物流…
2024年8月15日、株式会社CAN EATは、約5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、一般財団法人KIBOWが運営する「KIBOW社会投資ファンド3号」です。 CAN EA…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…