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製造業向け生産管理クラウド「SmartF」を提供する「ネクスタ」が2.2億円調達

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2025年3月21日、株式会社ネクスタは、デットファイナンスにより、合計2億2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ネクスタは、製造業向け生産管理クラウド「SmartF」を開発・提供しています。

在庫管理、工程管理、生産計画、受発注管理、原価管理、品質管理、設備管理といった機能を備えており、製造業の業務効率化に寄与する生産管理クラウドシステムです。

スモールスタートが可能、手書き作業やエクセル管理をバーコード活用によりシステム化できること、現場を理解した導入コンサルタントによる導入支援を特徴としています。


製造業は国内GDPの約2割を占める主要産業ですが、人材不足や国際競争の激化により競争力が低下しています。これを受け、持続可能な発展と競争力の回復には、抜本的なデジタル化が不可欠です。

その中で、製造業にとって重要な業務のひとつが生産管理です。生産管理は、品質を維持しながら原価を抑え、最短で製品を製造することを目指す業務であり、需要予測、生産計画、調達・購買、工程管理、品質管理、在庫管理といった多岐にわたる工程を担います。しかし、多くの企業では独自の管理システムが稼働しているため、属人的な運用に依存しており、新たなシステムの導入や業務改善が困難な状況にあります。

そこで、ネクスタは、こうした課題を解決し、製造業の生産性向上を支援する生産管理SaaS「SmartF」を提供しています。「SmartF」は、カスタマイズ不要で容易に導入できるほか、現場に精通したスタッフによるコンサルティング支援を通じて、導入から業務改善まで一貫してサポートする点が特徴です。

デジタル化は、これまで非効率的だった業務を大幅に効率化してくれる可能性があります。企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なソリューションを探すことが必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また抜本的なシステム投資においては資金調達の実施も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達ノウハウについても詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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