創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年3月6日視覚領域における身体拡張デバイス事業を展開する「ViXion」が総合筆記具メーカー「パイロットコーポレーション」と資本業務提携

2025年3月4日、ViXion株式会社は、株式会社パイロットコーポレーションと資本業務提携契約を締結したと発表しました。
ViXionはパイロットコーポレーションを引受先とする3億円の第三者割当増資を実施しました。
ViXionは、オートフォーカスアイウェア「ViXion01」シリーズや暗所視支援眼鏡「MW10 HiKARI」など、視覚領域における身体拡張デバイス事業を推進しています。
「ViXion01」シリーズは、自動でピントを調節する技術を搭載しており、眼の酷使や加齢に伴う視覚の課題解決を支援するデバイスです。
総合筆記具メーカーのパイロットコーポレーションとの協業により、革新的な新製品の共同開発、製品販売を通じた価値共創を推進していきます。
具体的には、「書く」と「見える」をつなぎ、拡げるための革新的な新製品開発の推進とその販売、ViXion製品の販売推進を共同で行っていきます。
文部科学省「令和5年度 学校保健統計調査」によれば、裸眼視力1.0未満の割合は、小学校では3割を超え、中学校では約6割、高校では7割近くにのぼっています。また、裸眼視力1.0未満の割合は年々増加傾向にあります。
若年層における視力低下の原因はスマートフォンやタブレットの普及であると考えられています。そのため成人においても視力の低下が進んでいることが推測されます。
また、加齢によっても老眼などの支障が生じるため、デジタル化と高齢化が進む社会では、視力に関する課題はさらに深刻化していくと考えられます。
こうした流れのなかで、ViXionは自動でピントを調節するアイウェアなどを手がけ、テクノロジーによって視力の課題を解決することを目指しています。
企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | MW10 HiKARI ViXion オートフォーカスアイウェア デバイス パイロット パイロットコーポレーション ピント メーカー 共同開発 新製品開発 株式会社 筆記具 視力 視覚 調節 資本業務提携 資金調達 身体 高齢化 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年10月2日、株式会社フィルダクトは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 フィルダクトは、透明マウスピース型遠隔歯科矯正サービス・ブランド「DPEARL(ディパール)」や、歯…
2024年1月24日、MOONRAKERS TECHNOLOGIES株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 MOONRAKERS TECHNOLOGIESは、東レの出向起業制度…
2023年6月28日、株式会社コンシェルジュは、資金調達を実施したことを発表しました。 コンシェルジュは、チャットボット/LINE拡張プラットフォーム「KUZEN(クウゼン)」を提供しています。 LI…
2021年10月8日は、Yui support株式会社は、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 静岡県浜松市で、農業を通じた地方創生事業を展開しています。 具体的には、地産地消を…
2021年11月1日、株式会社カノエは、総額約6,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 生鮮食品を早朝に宅配するサービス「モーニング・エキスプレス」を運営しています。 パン、季節の果物・…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…