注目のスタートアップ

再エネ発電事業プラットフォームを展開する「Tensor Energy」が1億円調達

company

2025年3月4日、Tensor Energy株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、グロービス・キャピタル・パートナーズです。

Tensor Energyは、再生可能エネルギー発電所と蓄電池の財務と電力の管理を一気通貫で行うクラウドプラットフォーム「Tensor Cloud」を展開しています。

今回調達した資金は、事業開発人材の採用強化に活用します。


SDGs(持続可能な開発目標)の推進により、世界的に再生可能エネルギーの導入が進んでいます。

再生可能エネルギーとは、太陽光、風力、バイオマス、地熱など、枯渇しない資源を活用したエネルギーのことを指します。

一方、従来の化石燃料を使ったエネルギーは、資源の枯渇リスクがあり、燃焼時に温室効果ガスを排出するため、気候変動の原因となります。このため、化石燃料依存からの脱却が求められており、再生可能エネルギーは次世代のエネルギーとして重要な役割を果たしています。

日本においても、再生可能エネルギーの導入は年々進んでいます。

特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所の「2022年の自然エネルギー電力の割合(暦年・速報)」によると、2016年の全発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合は14.7%でしたが、2022年には22.7%と大幅に増加しています。

再生可能エネルギー発電事業が拡大する中で、発電事業の管理や効率化、高度化を実現するためのサービスやプラットフォームのニーズが高まっています。

Tensor Energyは、再生可能エネルギー発電事業をサポートする統合プラットフォームを提供し、再生可能エネルギーのさらなる拡大に貢献しています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との連携・提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB Tensor Cloud Tensor Energy クラウドサービス スケジュール プラットフォーム モデル 予測 充電 再生可能エネルギー 最適化 株式会社 発電 発電所 蓄電池 蓄電池充放電最適化サービス 計算 資産管理 資金調達 運用 電力
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

遊休地を屋台でシェアするサービス「STAND3.0」展開の「Replace」が資金調達
2020年3月31日、株式会社Replaceは、資金調達を実施したことを発表しました。 遊休地を屋台でシェアするサービス「STAND3.0」を展開しています。 遊休地に賑わいを生みたい土地オーナーと、…
動画生成ツール「RICHKA」5,000万円の資金調達を実施
平成30年9月5日、動画生成ツール「RICHKA(リチカ)」を運営するカクテルメイク株式会社は、NOW株式会社や佐藤裕介氏をはじめ個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施。5,000万円の資金調達…
EC特化型のAIシステム開発の「LISUTO」が「佐川急便」と資本業務提携 EC事業者向けソリューションを提供
2021年4月20日、LISUTO株式会社は、佐川急便株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 LISUTOは、スラエルに開発拠点を構え、商品詳細などのテキストからタグを自動登録するA…
アレルギー対応をITで支援する「CAN EAT」が資金調達
2022年7月27日、株式会社CAN EATは、資金調達を実施したことを発表しました。 CAN EATは、飲食店向けの「アレルギー管理サービス」、会食ゲストのアレルギー情報を取得するためのWebサービ…
企業の新規事業・研究開発に特化したテクノロジーリサーチ「Memory AI」を提供する「MEMORY LAB」が9,000万円調達
2024年1月24日、株式会社MEMORY LABは、総額約9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 MEMORY LABは、企業の新規事業・研究開発に特化したテクノロジーリサーチ「Me…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集