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外食DXを推進する「イデア・レコード」が5億円調達

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2025年1月17日、株式会社イデア・レコードは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。

イデア・レコードは、外食・中食・ホテル業界に特化した複数サービスを展開しています。

外食オールインワンツール「GATE」シリーズは、店舗型ビジネスに必要な機能を搭載したSaaSのプラットフォームです。

モバイルオーダーや、注文一括管理、順番待ち受付システム、自動予約受付システム、CRM、集客フルパッケージ、Webサイト・自動生成システム(CMS)などのツール・サービスを提供しています。

今回の資金は、新機能開発、外部連携サービスの強化、マーケティング強化、人材採用などに充当します。


飲食業界は深刻な人手不足に陥っているほか、少子高齢化によって市場全体の需要縮小が見込まれています。

したがって、業務効率化や、省人化、付加価値向上といった取り組みの重要性が高まっています。

そのなかでも、テクノロジーとデータを活用した変革であるDX(デジタルトランスフォーメーション)は、飲食業界においても重要なテーマとして認識されており、さまざまな企業・店舗が取り組みを進めています。

このような状況下で、イデア・レコードは店舗ビジネスの課題をマルチプロダクトを通じて支援しています。

SaaSの提供だけでなく、システムだけでは対応が難しい業務に対応するためBPOサービスも提供し、売上拡大から運用負荷軽減などに貢献しています。

株式会社イデア・レコードのコメント

このニュースを受けまして、株式会社イデア・レコードよりコメントが届きました。

柏田康雄(かしわだ・やすお)
株式会社イデア・レコード 代表取締役社長
野村総合研究所グループ「NRIネットコム」ではプロジェクトマネージャーとして証券オンライントレードシステムの構築や、国内大手クレジットカード会社のオンライン決済アプリの開発、また大手コンビニチェーンのWEBマーケティング、システムコンサルタントを担当。
現クラウドシステム(予約管理システム、コールセンターシステム等)の設計・プログラミング開発し、2012年イデアレコードを設立。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

①新規機能開発および外部連携サービスの強化
②マーケティング強化
③サービス強化を見据えた人材採用と環境づくり

・今後の展望を教えてください。

弊社はBPO業務を皮切りに予約業務やそれに伴う販促の効果分析データの蓄積、来店前~来店後までユーザーのタッチポイントを網羅することで各ユーザー行動データの統合を行ってまいりました。

今後はよりCRMの領域に踏み込み、GATEを用いたメッセージ配信や分析ダッシュボードの整備を進め、お客様の売り上げ拡大に尽力してまいります。

・読者へのメッセージをお願いします。

創業以来、「外食企業の成長ドライバーとして」をテーマに、クライアントが直面する課題に対し、その時その時に最適なソリューションをいち早くご提供させていただくために、日々、切磋琢磨してまいりました。

イデア・レコードが描く「DX」をさらに磨き上げ、多くのクライアントが抱える課題を高いクオリティで解決するパートナーであり続けるために、時代の変化に応じた最善のソリューション提供をし続けていく所存です。

今後とも弊社イデア・レコードに是非、ご期待ください。

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また、ビジネスの成長には資金調達や提携も重要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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