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2024年12月5日契約業務・管理クラウドサービスなどを提供する「Hubble」が7億円調達

2024年12月5日、株式会社Hubbleは、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Hubbleは、契約業務・管理クラウドサービス「Hubble(ハブル)」や、AIが網羅的な契約データベースを構築する契約書管理クラウドサービス「Hubble mini(ハブル ミニ)」を開発・提供しています。
「Hubble」は、法務と事業部門の協業性を高め、生産性を向上させる契約業務・管理クラウドサービスです。
契約書の審査依頼から、作成、検討過程や合意文書の一元管理まで行うことができます。
「Hubble mini」は、生成AIを活用し、契約書PDFをアップロードすることで、網羅的な契約データベースを構築する契約書管理クラウドサービスです。契約台帳を自動で作成し、契約書の管理工数を大幅に削減します。
今回の資金は、生成AIなどへの積極的な投資、リーガル領域に留まらない新たなプロダクト開発、人材採用の強化などに充当します。
企業間取引において契約書は、双方の権利や義務を明確にするために欠かせない重要な書類です。契約内容が曖昧な場合、後々トラブルに発展する可能性があるため、契約書の適切な作成とその管理が求められます。
一方で、ビジネスの現場ではスピード感が重視されることも多く、契約書の作成に時間をかけすぎると、ビジネスチャンスを逃してしまうリスクがあります。しかしながら、スピードを優先するあまり内容が不十分な契約書になってしまうのは避けなければなりません。
こうした背景から、契約業務全体の効率化が求められています。適切な契約書を迅速に作成し、スムーズに契約を締結するための体制構築が重要です。従来の契約業務には、フォーマットの違いや管理方法の不統一といった課題があり、契約書が適切に管理されていない場合、紛失や確認の手間、取引先との対応遅延などの問題が発生していました。
「Hubble」は、従来のWordといった既存ツールはそのままで、契約書の作成プロセスや、コミュニケーション、契約締結後の契約書管理など、契約業務の一元管理を実現し、業務効率化・生産性向上に貢献しています。
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