【12/23締切】「DXセレクション2025」募集開始

subsidy

経済産業省は、「DXセレクション2025」の募集を開始したことを発表しました。

「DXセレクション」は、デジタルガバナンス・コードに沿った取り組みを通じてDXで成果を残している、中堅・中小企業等のモデルケースとなるような優良事例を選定するものです。

優良事例の剪定を通じ、地域内や業種内での横展開を図り、中堅・中小企業等におけるDX推進や各地域での取り組みの活性化につなげていくことを目的しています。

対象

DXに取り組み、成果をあげている日本全国の中堅・中小企業等。

過去にDXセレクションに選定された事業者(グランプリや準グランプリ等も含む)や、過去に応募をされた事業者も再度の応募が可能です。

審査項目について

DXセレクション2025は、DX時代の経営の要諦集として、経営者がDXによる企業価値向上の推進のために実践することが必要な事項を取りまとめた「デジタルガバナンス・コード」に対応する取り組みを評価します。

このコードは2024年9月に改訂され、データ活用・連携やデジタル人材の育成・確保、サイバーセキュリティ等の重要性を強調し、「デジタルガバナンス・コード3.0~DX経営による企業価値向上に向けて~」となりました。

募集期間

募集期間:2024年11月1日(金曜日)から2024年12月23日(月曜日)【18時00分募集締切】


経済産業省が示す「2025年の崖」問題では、日本企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進できなければ、2025年以降に年間最大12兆円もの経済損失が生じる可能性があると指摘されています。

DXは、テクノロジーとデータを活用し、ビジネスモデルや企業そのものを変革して競争力を確立する取り組みです。

しかし、2023年の中小機構の調査によると、DXに取り組む中小企業は全体の31.2%にとどまり、依然として低水準です。さらに、DXに取り組む予定がない企業が37.2%存在しています。その理由として「何から始めていいかわからない」「成果が見えない」といった課題が多く挙げられています。

中小企業向けに優良事例を選定・公表する「DXセレクション」は、DXの推進を図るため、優れた取り組みを選定し、公表する制度です。

「DXセレクション」のWebサイトで公開されている選定企業のレポートには、各企業の、経営ビジョンや、ビジネスモデルの実現、デジタル人材の確保、デジタル技術の活用、成果の観点から取り組みがまとめられており、さらにDXを進める上での苦労や、工夫、具体的な成果が記されています。

DXを推進する際の指針や課題解決のアイデアを得るため、この資料はDXに挑戦する中小企業にとって有益な参考資料となるでしょう。

デジタル化・DXは企業の成長のために重要な取り組みです。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

また、システム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 公募
関連タグ DX デジタルトランスフォーメーション デジタル化 中堅企業 中小企業 経済産業省
詳細はこちら

「DXセレクション2025」の募集を開始しました

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中小企業等経営強化法に基づく「先端設備等導入計画」の認定状況(2024年9月30日時点)
2025年1月30日、中小企業庁は、中小企業等経営強化法に基づく「先端設備等導入計画」に関して、2024年9月30日の認定状況について公表しました。 2023年4月1日制度改正後の先端設備等導入計画に…
クラフトビール「CRAFT X」などの自社ブランドや共創型M&A事業を展開する「MOON-X」が7億円調達
2022年7月28日、MOON-X株式会社は、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先である株式会社日本M&Aセンターとは資本業務提携契約も締結しています。 MOON-Xは、自社ブラ…
デジタル・クリエイティブ・スタジオ「Sun Asterisk」が10億円調達
2020年3月3日、株式会社Sun Asteriskは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 国内外に総勢1,500名のエンジニア、デザイナー、戦略コンサルタントなどを抱える、デジタル…
アパレル向け業務一括管理クラウドを提供する「L-DX」と「ピアズ」が資本業務提携
2023年4月14日、株式会社ピアズは、L-DX株式会社と、資本業務提携したことを発表しました。 L-DXは、アパレル業界向けオールインワンクラウドシステム「L-DX(エルディーエックス)」を提供して…
クラウド物流管理ソリューション「MOVO」と物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy」を展開する「Hacobu」が14.7億円調達
2023年5月23日、株式会社Hacobuは、総額14億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Hacobuは、クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DX…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集