創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年11月6日新たな完全栄養食「おにもち」を手がける「vitom」が2000万円調達
2024年11月1日、株式会社vitomは、2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
vitomは、完全栄養食「おにもち」を開発・販売しています。
おにぎりと餅をかけ合わせた完全栄養食です。従来のおにぎりよりも腹持ちが良く、より高い満足感を実現しています。
常温で1年間保存可能であり、ランチ、登山・スポーツ時のエネルギー補給、災害備蓄用など、幅広く利用可能です。
2024年9月から自社ECサイトでの販売を開始しています。
今回の資金は、製品の研究開発、PMFの検証、人材採用に充当します。
今後、以下の取り組みを進めていきます。
・地域企業とのパートナーシップを活かしたサプライチェーンの再構築
・レトルト技術・パッケージ技術を駆使した製品の保存期間延長
・アカデミックな視点からの製品開発と科学的検証
完全栄養食品は、1食に必要な栄養素をすべて必要量以上含む食品です。2013年に、シリコンバレーで1日の栄養を補える粉末ドリンクが登場し、起業家や多忙なビジネスパーソンが活用しはじめたことで、世界にその考え方が広まりました。
現在、日本でもいくつかのスタートアップや大手食品メーカーがこの完全栄養食品を手がけており、製品形態もパスタ、パン、カレー、粉末、味噌汁など多様です。
こうした食品は、ビジネスパーソンなどの忙しい人びとだけでなく、ダイエットや健康維持を目的に日常の食事を完全栄養食品に置き換える層にも支持されています。健康志向が高まる中、この分野のニーズは今後さらに拡大していくと見込まれます。
vitomは、おにぎりと餅をかけ合わせた完全栄養食「おにもち」を手がけています。材料にこだわり、日本人に馴染みのあるコメや食材をそのまま使用していることを特徴としています。
また、ローカルコミュニティとの連携や、最新の保存技術の活用、アカデミアとの連携などにより、食品業界に存在する持続可能性や信頼性の課題に対処し、新たな価値創造に取り組んでいます。
事業のさらなる成長には戦略的な資金調達やシナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受ける際の注意点など詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | vitom エネルギー おにぎり おにもち レトルト 保存 完全栄養食 完全栄養食品 栄養 栄養素 株式会社 資金調達 食 食品 餅 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年2月8日、エッグフォワード株式会社は、出資×コンサルティングで支援する「GOLDEN EGG」スキームで、株式会社WAKAZEなど数社に追加出資を決定したことを発表しました。 WAKAZEは…
2022年3月7日、エナジーグリッド株式会社は、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 旧一般電力電気事業者や商社から、電力をまとまったボリュームで調達し、新電力会社に小分けにして販売…
2022年6月7日、ジャパンヒュペリナー株式会社は、約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ジャパンヒュペリナーは、航空貨物に特化したデジタルプラットフォーム「エカデジ」を開発・運営…
2021年11月8日、アスタリスト株式会社は、総額5,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SaaSやFinTechサービスのデータ統合や内部統制強化を実現するiPaaS「ActReci…
2023年11月16日、株式会社BLOCKSMITH&Co.は、資金調達を実施したことを発表しました。 BLOCKSMITHは、2023年1月にThirdverse社(現MintTown)にブロックチ…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…