注目のスタートアップ

検査キットシリーズ「SUGUME」を展開する「MEDICARE LIGHT」が資金調達

company

2024年10月2日、株式会社MEDICARE LIGHTは、資金調達を実施したことを発表しました。

MEDICARE LIGHTは、検査キットシリーズ「SUGUME(スグミー)」や、健康経営サービス「SUGUME+」、医療AIシステム開発事業、オンライン診療事業、最先端医療ツーリズム事業、医療創薬事業などを展開しています。

「SUGUME」は、各種がんリスクや、感染症、生活習慣病リスクを自宅で簡単にチェックできる簡易検査キットシリーズです。

チェックしたい疾患ごとに、専用の検査キットを用いて血液や便を調べることで、自宅で検査結果を確認できる検査キットを展開しています。

採取した検体を検査カードに垂らすことで、その場で5分~10分程度で検査結果を知ることが可能です。

2024年4月から販売を開始し、8月からドラッグストア「ウエルシア薬局」での販売を開始しています。

今回の資金は、さらなる製品ラインナップの拡充、販売チャネルの拡大、健康経営サービスの強化などに充当します。


日本人の死因の50%近くを、がん、心疾患、脳血管心疾患が占めています。

そしてこれらの疾患は、食事・運動・睡眠・喫煙・飲酒などの生活習慣と深い関わりがあり、生活習慣病とも呼ばれています。

そのため消費者の間では健康志向が高まっており、健康関連サービスや製品が成長しています。

こうした市場の中で注目されているサービスのひとつが、身体の状態を手軽に把握できるサービスです。

ヘルスケアにおいては自身の心身の状態を把握し、最適な取り組みを実施することが肝心ですが、自身の心身の状態を正確に把握するには、基本的に医師による定期的な診察などが必要です。

そのため仕事に忙しい社会人では取り組みが困難であり、より手軽に自身の心身の状態を把握できる仕組みが求められています。

自宅で実施できる検査サービス・検査キットは、こうした消費者のニーズに合致しており、今後のさらなる成長が見込まれています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB MEDICARE LIGHT SUGUME がん スグミー チェック リスク 健康経営 創薬 医療 感染症 株式会社 検査 検査キット 生活習慣病 疾患 簡易検査キット 自宅 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ペットシッターサービス「Sewakl」やペット見守りサービス「ペットレコ」などを展開する「ラニマル」が1.4億円調達
2022年10月24日、株式会社ラニマルは、総額約1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ラニマルは、ペットシッターサービス「Sewakl(セワクル)」や、ウェディングペットシッタ…
パーソナル・コーチング・サービス「mento」運営の「ウゴク」が4,000万円調達
2019年10月3日、株式会社ウゴクは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 パーソナル・コーチング・サービス「mento(メント)」を運営しています。 ビジネス・キャリア・人間…
ウェルビーイングの現状の可視化と改善を支援する「ポケットセラピスト」などを提供する「バックテック」が4億円調達
2022年10月24日、株式会社バックテックは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 バックテックは、医学的根拠にもとづき組織・社員ウェルビーイングを実現するプラットフォーム「ポケットセ…
建設業特価の電子商取引クラウド「建設PAD」を展開する「KENZO」が1.7億円調達
2024年4月8日、株式会社KENZOは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 KENZOは、建設業に特化した電子取引プラットフォーム「建設PAD」を開発・提供しています。 …
AIで最安の宿泊施設を横断検索できる「atta」がローンチ
株式会社attaは、「atta(あった)」の本リリースとなるiOSアプリを2019年7月4日にローンチしたことを発表しました。 Android版のローンチは、2019年7月17日が予定されています。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集