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クリニックと法律事務所が一体となったプラットフォーム「リーガルクリニック」を提供する「Legal Doctor」が1.5億円調達

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2024年9月2日、株式会社Legal Doctorは、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Legal Doctorは、クリニックと法律事務所が一体型となったプラットフォーム「リーガルクリニック(Legal Clinic)」を提供しています。

オンライン診療とオンライン法律相談を一元化した機能をオンライン上で提供するプラットフォームです。

かかりつけ医師・弁護士制度により、24時間体制でユーザーに医療と法務を提供することを目的としています。

また、医師と弁護士によるクリニック向けの総合支援サービスも手がけています。


社会的な生活を送る以上、何らかのトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

当事者間の話し合いで解決できるトラブルであれば問題はありませんが、これが法律が関係するようなトラブルの場合、弁護士などの司法サービスに頼ることになります。

しかしながら司法サービスは、高額な弁護士費用、手続き・審理に時間がかかるといった理由によって、多くの人・企業の利用に制約を抱えています。

こうした司法サービスの課題を解決するため、近年は法律関連のオンラインサービスを手がけるスタートアップが増えてきています。

ところで、法律以外にも医療サービスへのアクセスについても課題があります。とくに過疎地域・僻地は必要なときに必要な医療を受けられないという課題を抱えています。

こうした状況下でLegal Doctorは、医師と弁護士によるクリニック×法律事務所プラットフォーム「リーガルクリニック」を手がけ、より多くの生活者に司法サービスと医療サービスを届けることを目指しています。

経営において、法律が関わってくる場面は多々あります。起業家だけでは判断できないこともあるので、弁護士に依頼することは重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期から顧問弁護士を依頼するメリットについて専門家にインタビューしています。

また、資金調達を行い企業体制を整備することも、安定した経営を行っていく上で重要な要素のひとつです。別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
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