注目のスタートアップ

矯正歯科DXの「Brace」が資金調達

company

2024年8月29日、株式会社Braceは、資金調達を実施したことを発表しました。

Braceは、矯正歯科医がオンラインで治療をサポートする一般歯科向けサービス「b-ortho(ビーオルソ)」と、矯正歯科医向けプラクティスマネジメントSaaS「b-align(ビーアライン)」を展開しています。

「b-ortho」は、矯正治療で重要な診断と診断後との判断を一般歯科医に代わって矯正歯科医が代行するサービスです。

「b-align」は、矯正歯科臨床医の日々の診療(プラクティス)に関するすべてを一括管理するSaaSです。オンラインカルテ、予約・会計管理、診断情報、データストレージを一元化し、業務効率化を実現します。

今回の資金は、「b-align」の追加開発、営業・マーケティング領域における人的リソース獲得の強化に充当します。


歯科矯正とは、歯並びや噛み合わせを適切に移動させ、綺麗な歯並びや噛み合わせに矯正する歯科治療のことです。

この治療は審美的な効果以外にも、噛み合わせの改善、虫歯リスクの低下、歯槽膿漏の進行抑制など、口腔内の健康にも寄与します。厚生労働省の患者調査によると、歯科矯正の初診患者数は年々増加傾向にあり、それに伴って業界が成長していることがうかがえます。

こうした状況下で、Braceは矯正歯科のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進めるサービスを複数展開しています。

たとえば「b-ortho」は、矯正歯科医が診断と治療ごとの判断を代行するサービスです。歯科医には矯正歯科の専門的な教育を受けた矯正歯科医と、受けていない一般歯科医がいます。このサービスを活用することで、一般歯科においても質の高い矯正治療を提供できるようになります。

サービスの成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ b-align b-ortho Brace BtoB DX SaaS オンライン カルテ クリニック サポート デジタル化 ビーアライン ビーオルソ プラクティスマネジメント 一括管理 一般歯科 予約 代行 会計 医療 情報 株式会社 業務効率化 歯科 歯科医 治療 矯正歯科 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

デジタル技術を駆使した次世代の建築を開拓する建築系スタートアップ「VUILD」が2.3億円調達
2025年9月10日、VUILD株式会社は、総額約2億3000万円の資金調達を発表しました。 VUILDは、自社工場に導入されたデジタルファブリケーション技術を駆使し、建築の設計から部品製作まで一貫し…
AI契約書レビュー支援ソフト提供の「LegalForce」が10億円調達
2020年2月21日、株式会社LegalForceは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 自然言語処理を用いた、クラウド型の契約書レビュー支援ソフトウェア「LegalForce」を開…
SNSマーケティングの「タグピク」と子会社の「マルシェ」が「電通」とD2Cブランディング領域において業務提携
2020年10月1日、タグピク株式会社と、子会社であるマルシェ株式会社は、株式会社電通との間で、業務提携契約を締結したことを発表しました。 この業務提携は、D2C事業の推進、支援高度化を目指すためのも…
生成AIや量子コンピューターなどを活用したIT開発・コンサルティングを手がける「KandaQuantum」が「寺田倉庫」と資本業務提携
2023年7月11日、株式会社KandaQuantumは、寺田倉庫株式会社と資本業務提携することを発表しました。 KandaQuantumは、生成AIや量子技術などを活用し、戦略コンサル領域から、R&…
フードロス削減ボックス「fuubo」を手がける「ZERO」と「JFE商事」が資本業務提携
2024年7月2日、ZERO株式会社は、JFE商事株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ZEROは、無人販売機フードロス削減ボックス「fuubo」の開発・製造を行っています。 フー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集