注目のスタートアップ

AIカメラソリューション「IoTube」などを提供する「MOYAI」が「エアトリ」から資金調達

company

2024年8月23日、株式会社MOYAIは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社エアトリです。

MOYAIは、AIカメラソリューション「IoTube」など、カメラ・ビーコン・AIを組み合わせたソリューションを鉄道会社をはじめとした企業に提供しています。

「IoTube」は、LED蛍光灯一体型多機能ネットワークカメラです。蛍光灯のある場所に設置可能であり、複数のセンサー・カメラを通じて、リアルタイム監視といった防犯から、画像解析などによる問題解決に貢献します。

鉄道の車両内に導入され、痴漢・冤罪ゼロ、車両放火犯逮捕などの実績があります。

今回の資金は、人員や開発環境の獲得に充当します。


AIを活用した画像解析技術は、カメラという一般的な機器を用いて多様なデータの取得や解析ができるという汎用性が特徴です。すでに多くの産業で利用されており、デジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の中心的な技術として、さまざまな分野で活躍しています。

AI画像解析はさまざまなソリューションを提供しています。たとえば、警備業界では異常検知、インフラ業界ではインフラ点検、小売業では店舗内を訪れた顧客の属性や行動の解析が行われています。

とくに防犯カメラとしての活用は、さまざまな業界で安心安全のサービスの提供が求められている中で注目が高まっています。

こうした状況下で、MOYAIは蛍光灯のある場所なら設置可能なAIカメラソリューション「IoTube」を提供しています。

AIカメラの設置では電源供給がひとつの障壁となりますが、「IoTube」は既設の蛍光灯ソケットを活用できるため、蛍光灯のある場所への設置が容易であるという特徴を有しています。

こうした特徴から鉄道車両への導入実績があり、防犯や課題解決に貢献しています。

IoTなどテクノロジーの活用は、業務効率化や省人化のために重要なものです。創業期はコストの面から多くのシステムの導入は難しいかもしれませんが、優先度の高いものから導入することで、創業期から効率的な業務を行うことができるでしょう。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っています。

また、大規模なシステム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AIカメラ BtoB IoT エアトリ カメラ センサー ソリューション ネットワーク リアルタイム 株式会社 画像解析 監視 資金調達 鉄道 防犯
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

独自開発有機培土と高機能環境制御ハウスにより高糖度ミニトマトを生産・販売する「OSMIC」が「三菱地所」と資本業務提携
2021年10月19日、株式会社OSMICは、三菱地所株式会社と資本業務提携に合意したことを発表しました。 これにより、三菱地所とOSMIC創業者を引受先とした第三者割当増資により、総額約12億5,0…
スタートアップ向け融資事業「Flex Capital」や個人向け積み立てアプリを展開する「Fivot」が10億円調達
2022年9月21日、株式会社Fivotは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Fivotは、スタートアップ向け融資事業「Flex Capital」や、個人向け積み立てアプリ「ID…
店舗情報の一括管理サービスを開発・提供する「カンリー」が10億円調達
2023年5月16日、株式会社カンリーは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 カンリーは、Googleビジネスプロフィール、HP、SNSの店舗アカウントの一括管理サービス「Canl…
「エアドア」が7,500万円調達 オンライン賃貸プラットフォーム「airdoor」を正式リリース
2022年2月2日、株式会社エアドアは、総額7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また「airdoor(エアドア)」を正式リリースしたこともあわせて発表しました。 「airdoor」…
地域連携CRMツール「foro CRM」などを提供する「メダップ」が3.8億円調達
2024年4月16日、メダップ株式会社は、総額3億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 メダップは、地域連携CRMツール「foro CRM(フォロシーアールエム)」や、医療機関におけ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集