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2024年8月26日運搬一輪車電動化キット「E-cat kit」などを展開する「CuboRex」が2.5億円調達

2024年8月22日、株式会社CuboRexは、総額2億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
CuboRexは、運搬一輪車電動化キット「E-cat kit」や、テスト開発用電動クローラユニット「CuGo」シリーズなど、あらゆる現場で運搬をアシストするソリューションを開発・提供しています。
また、ENEOSグローブ株式会社と共同開発した「らくらくエネキャリー」など、特定の業界に特化した運搬車を大企業と協力して生み出す取り組みも展開しています。
今回の資金調達により、以下の取り組みを加速します。
・製品開発の強化
・市場投入と攪拌
・技術開発と他社連携の強化
・多様な環境における実用性の証明と事例集の開示
製品開発では、さまざまな環境でも高い走行性を持ち、自律的に搬送作業を行える「クローラ式AGV(自動搬送ロボット)」の開発を進めます。
建設業や農業などの現場では、車輪に台がついた手押し車(一輪車やネコ車とも)が広く利用されています。
この手押し車は主に一輪であり、手で押して荷物を運ぶことを想定しています。この台車の利点は、一輪であるため石や穴ぼこを避けて通りやすいこと、狭い足場を通りやすいこと、台に深さがあるため荷物が落ちにくいことなどが挙げられます。
車輪を用いているため重い荷物でも比較的楽に運ぶことができますが、一方で坂道などでは苦しい場面が多く、身体能力が求められることもあります。
近年はさまざまな現場の人材が高齢化してきており、以前は手押し車でなんとかなっていた場面も立ちゆかないケースが増えてきています。とくに農業では山間部に現場があることも多く、運搬に関する課題の解決が求められています。
こうした状況下でCuboRexは、一輪車の電動化キット「E-cat kit」などのロボットにより運搬の課題解決を目指しています。
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