注目のスタートアップ

オフィスの食事環境を整える福利厚生サービス「OFFICE DE YASAI」を展開する「KOMPEITO」が10億円調達

company

2024年8月20日、株式会社KOMPEITOは、総額10億7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は約30億円となりました。

KOMPEITOは、食の福利厚生サービス「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を運営しています。

オフィスに冷蔵庫や冷凍庫を設置し、健康と食味にこだわったサラダ・フルーツ・惣菜などを定期的に届ける食の福利厚生サービスです。

ほかにも、オフィスでのプロモーション・サンプリング「OFFICE DE MEDIA」や、ダイナミックプライシング機能を搭載したサラダの自販機「SALAD STAND」も展開しています。

今回の資金調達により、商品クオリティの向上、流通網の拡大、さらなる営業・CS強化に重点的に取り組みます。


社員食堂(社食)は、従業員に安価かつ美味しく健康的な食事を提供することで、従業員の満足度を向上させる有効な福利厚生のひとつです。社食は、お弁当を作る手間や時間、昼休みに買い物に行く手間を削減できるため、とくに忙しい従業員にとって大きなメリットがあります。

しかし、社員食堂の導入には一定のスペースが必要であるため、比較的大きな企業や組織での導入が主流となっています。

また、近年の働き方改革によって従業員の昼食事情も大きく変化していることから、これに対応できる柔軟な社食サービスが注目を集めています。

現在では、社食サービスとして、宅食に似た形態でオフィスにお弁当を配達するサービスや、オフィスの空きスペースに冷蔵庫・冷凍庫を設置して食事を届けるサービスなどが展開されています。

これらのサービスは、省スペースで済み、導入にも手間がかからないため、幅広い企業での導入が進んでいます。

「OFFICE DE YASAI」は、2014年4月から本格的にサービスを開始した社食サービスです。全国の金融機関や地場企業との営業連携を進め、サービス提供エリアを拡大しています。

また、各地域企業とのパートナーシップによって製造・物流基盤を構築し、全国各地に新鮮なサラダを提供できる体制を実現しています。さらに、各地域で採れた野菜をサラダにして提供するという、地産地消の取り組みも推進しています。

事業の成長には資金調達や、シナジーの見込める企業との事業連携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、創業期の資金調達について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB ウェルビーイング オフィス ヘルスケア 健康 健康経営 株式会社 福利厚生 資金調達 食品
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

防災・減災のための情報活用プラットフォーム「PREIN」を運用する「INSPIRATION PLUS」が5,000万円調達
2024年2月29日、株式会社INSPIRATION PLUSは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 INSPIRATION PLUSは、産学官民一体で構築する災害対策高度化を…
足型計測アプリ「asitom」展開の「gifted」が靴・ファッションの通販サイト運営の「ロコンド」と資本業務提携
2022年9月1日、株式会社giftedは、株式会社ロコンドと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 giftedは、足型計測アプリ「asitom(アシトム)」を開発・運営しています。 スマ…
EC事業者と譲受ブランドの売上最大化を実現する「ACROVE」が20億円調達
2024年9月12日、株式会社ACROVEは、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ACROVEは、CX(コマーストランスフォーメーション)事業や、ECロールアップ事業を展開しています…
高精細小型SAR衛星の「QPS研究所」が8.65億円調達
2020年11月5日、株式会社QPS研究所は、総額8億6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自開発した小型衛星用の大型軽量アンテナにより、従来の衛生の20分の1の質量、100分の1…
「ユビ電」が法人・公的機関向けEV充電サービス「WeCharge for Business」と「WeCharge for Gov」を提供開始
2022年7月25日、ユビ電株式会社は、「WeCharge for Business」と「WeCharge for Gov」の提供を開始することを発表しました。 ユビ電は、電気自動車充電サービス「We…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集