【東京都】「CVCと中小企業・スタートアップのマッチング支援事業」参加事業者(CVC)決定 マッチング希望者募集開始

subsidy

2024年8月8日、東京都は、「CVCと中小企業・スタートアップのマッチング支援事業」における参加事業者(CVC)を決定し、マッチングを希望する中小企業・スタートアップの募集と説明会の開催について発表しました。

都内産業の振興に向け、CVCと中小企業・スタートアップとのマッチングや投資に結びつけるための取り組みを支援することで、CVC投資を活性化し、より多くの資金調達により中小企業・スタートアップの成長を促す支援事業です。

参加事業者

・旭化成株式会社
・株式会社カシワバラ・コーポレーション
・川崎重工業株式会社
・キヤノンマーケティングジャパン株式会社
・キリンホールディングス株式会社
・J.フロント リテイリング株式会社
・株式会社小学館集英社プロダクション
・積水化学工業株式会社
・デンカ株式会社

今後、各事業者と中小企業・スタートアップのマッチングに向けた手続きを順次進めていきます。

中小企業・スタートアップ向け説明会

「日時」
2024年月8月22日(木曜日)、9月6日(金曜日) 各回14時00分から15時00分まで

「場所」
東京都新宿区西新宿1丁目25-1 新宿センタービル34階(オンライン同時開催)

エントリー受付

上記事業者とのマッチングを希望する中小企業・スタートアップについて、ホームページ上でエントリーを受け付けています。

アカウント登録期間:2024年5月31日(金)~2024年10月31日(木)

支援内容

・アカウント登録後、別に事務局にて用意する様式により、CVC案件に応募いただきます。(CVC案件への応募は何件でも行うことが可能です。また、どのようなCVC(領域)に対して応募を行うのかなどについて必要に応じて事務局よりサポートします)
・応募いただいたCVC案件について、事務局とCVCで調整の上、面談(マッチング)の意向が示された場合には、事務局において面談を設定します。
・面談に向けて、提案内容のブラッシュアップやアピールポイントの整理などについて、必要に応じて事務局からサポートします。


CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)とは、事業会社(大企業など)が自己資金でファンドを組成し、スタートアップなどに出資や支援を行う組織のことです。

自社の事業内容と関連性のあるスタートアップや、自社とのシナジーのあるスタートアップなどを支援することで、既存事業を拡大・進化させるための事業シナジーを追求することを主な目的としています。

支援を受けるスタートアップ・中小企業は、大企業のリソースを活用し、技術・アイデアを具現化できる、企業の信用力・認知度を向上させられるといったメリットがあります。

東京都はこのCVC投資をさらに活性化させるため、CVCと中小企業・スタートアップのマッチングを支援する「CVCと中小企業・スタートアップとのマッチング支援事業」を実施しています。

この支援事業に参加する事業会社9社と、スタートアップ・中小企業向けの説明会の開催が発表されました。大企業とのつながりを求めている企業は、まず説明会に参加するのも良いでしょう。

外部のリソースを活用することは、自社を成長させていくために非常に重要な要素のひとつです。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、協業できる会社を見つけるための一歩として、人脈を作るためのノウハウを詳しく解説しています。

また、事業の成長のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 公募
関連タグ CVC スタートアップ マッチング 中小企業 支援 東京都
詳細はこちら

CVCと中小企業・スタートアップのマッチング支援事業 参加事業者(CVC)の決定及び中小企業・スタートアップ向け説明会の開催について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【事業承継にお悩みの方へ】二代目社長 勉強会が11月13日(月)に開催
【事業承継にお悩みの方へ】 二代目社長が経営を引き継ぎ、発展させる術をレクチャーする「二代目社長限定!勉強会」を、11月13日(月)に創業手帳オフィスで開催します。 「従業員による創業者と比較されそう…
担当者に聞く「中小企業省力化投資補助金」補助金の特徴・ポイントを担当者が解説
2024年8月8日、中小企業庁は、「担当者に聞く「中小企業省力化投資補助金」」を公表しました。 中小企業省力化投資補助金(省力化投資補助金)は、2024年6月25日に第1回公募が開始された補助金です。…
先進コンテンツ等の表彰と販路開拓支援「Tokyo Contents/Solution Business Award 2023」 募集開始
2023年4月20日、東京都は、「Tokyo Contents/Solution Business Award 2023」の募集を開始したことを発表しました。 東京都は、都内中小企業者などの、xR、A…
整体師・トレーナー向けAI解析アプリ「Sportip Pro」提供の「Sportip」が資金調達
2020年6月25日、株式会社Sportipは、資金調達を実施したことを発表しました。 整体師・トレーナー向けAI解析アプリ「Sportip Pro」を提供しています。 AI解析により、筋力トレーニン…
サステナビリティに力を入れている企業と学生をマッチングする「エシカル就活」運営の「アレスグッド」が1.2億円調達
2022年7月5日、株式会社アレスグッドは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、サイバーエージェント・キャピタル、East Ventures、丸井グループです。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集