創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年7月31日外科系医療者のためのスマート手術台帳「OpeOne(オペワン)」を開発・提供する「クオトミー」が1億円調達
2024年7月30日、株式会社クオトミーは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
クオトミーは、外科系医療者のためのスマート手術台帳「OpeOne(オペワン)」を開発・提供しています。
AI-OCR技術を活用し、外科系医療者がいつでもどこでも、チームの手術症例情報を簡単かつ安全に確認・共有できるシステムです。
非同期的なコミュニケーションを可能とし、これまで時間外で行っていた業務時間を大幅に削減します。
今回の資金は、「オペワン」のさらなる開発と機能拡張に充当する予定です。
医療技術の発展によってこれまでよりも高い難易度の手術が増加するなど、医療現場はより高度なものとなっている一方で、高齢化によって患者数が増加し、さらに医療業界は人手不足によって医療従事者1人あたりの負担が高まっています。
このような状況下で、医療の質を保ちながら、医療を持続可能なものとするため、テクノロジーの活用が進められています。
とくに医療現場では情報共有がアナログな手法で行われていることが多く、これによって非効率的な作業に時間が取られ、医療従事者の長い時間外労働などにつながっているという課題があります。
なかでも外科医は、専門医資格を取得するのに時間がかかる、勤務時間が長い、給与が勤務量に見合っていない、医療訴訟のリスクがあるなどさまざまな要因によって担い手が不足しており、若手外科医の確保が喫緊の課題です。
クオトミーはこのような背景のもと、外科系医療現場向けに、チームの手術症例情報を簡単に確認・共有できるシステムを提供し、業務効率化を支援しています。
事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI BtoB OCR OpeOne オペワン クオトミー コミュニケーション システム チーム 共有 医師 医療 医療情報システム 外科 外科医 情報 情報共有 手術 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年4月27日、株式会社BONXは、総額約3億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 法人向けコミュニケーション・アプリ「BONX for BUSINESS」や、ヘッドセット「B…
2024年1月10日、ウィルポート株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、セイノーホールディングス株式会社とは業務提携も締結しています。 ウィルポートは、狭商圏共配送のラストワンマイ…
2023年7月20日、株式会社goennは、株式会社ビューティ花壇と資本業務提携したことを発表しました。 goennは、葬儀後の故人と関係のある人びとをつなぐ新たな参拝サービスなどについてインターネッ…
2020年7月22日、AnyMind Group株式会社は、「Performance Growth(パフォーマンス グロース)」をローンチしたことを発表しました。 「Performance Growt…
2023年8月18日、bestat株式会社は、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 bestatは、AIを活用し3Dデジタルコンテンツを制作するサービスを提供しています。 3D画…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…