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2024年7月19日電話解析AI「MiiTel Phone」などを提供する「RevComm」が15.8億円調達

2024年7月19日、株式会社RevCommは、総額15億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
RevCommは、電話解析AI「MiiTel Phone」、Web会議解析AI「MiiTel Meetings」、対面会話解析AI「MiiTel RecPod」を提供しています。
「MiiTel Phone」は、電話営業やコンタクトセンター業務における会話内容を分析し、高精度のフィードバックを行うことで商談獲得率・成約率を向上させるサービスです。
今回の資金は、既存提供サービスであるトーク解析AI「MiiTel」の開発・販売体制の強化、新規サービス開発促進に向けた研究開発、海外進出、組織基盤整備などに充当します。
電話を用いた業務はさまざまな企業で重要な要素のひとつとなっています。
たとえば、インターネットを用いたマーケティング・セールスが主流となった現在でも、電話営業やテレアポは、顧客に直接アプローチし、柔軟な対応ができる重要な業務として実施している企業も多くあります。
ほかにも顧客対応においては、電話というチャネルを用意し、より多くの顧客に最適な連絡手段を提供することで、顧客満足度の向上を実現できます。
一方で、電話を用いた業務は、顧客と担当者がどういう会話を行っているのかわからないというブラックボックス問題を抱えています。
電話業務が可視化されないと、何が成功(あるいは失敗)につながったのか把握できず、業務全体の改善につなげることができません。
この課題を解決するものとして、音声解析AIが搭載されたサービスが提供されています。
RevCommは、電話業務以外にも、Web会議、対面会話など、コミュニケーションが発生する場面の可視化とそのデータの解析により、企業の生産性向上に貢献しています。
顧客満足度の向上が重要視されている中、営業・カスタマーサポートの重要性がさらに高まっています。質の高い営業・カスタマーサポートを提供するためには専用のツールやシステムの導入が有効です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、業務を効率化・最大化させるためのシステムの導入について詳しく解説しています。
また、事業の成長のためには戦略的な資金調達が重要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を申し込む際の注意点などを解説しています。
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