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2024年7月11日「福祉はぐくみ企業年金基金」を中心に企業年金制度の導入・設計をサポートする「ベター・プレイス」が3億円調達

2024年7月11日、株式会社ベター・プレイスは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は約15.4億円となりました。
ベター・プレイスは、「福祉はぐくみ企業年金基金(はぐくみ企業年金)」の導入設計・サポートや、企業型確定拠出年金(企業型DC)の導入設計・サポート、企業年金DXシステム「はぐONE」の提供、福祉業界向けシフト勤務表自動作成システム「Work/Life」の提供などを行っています。
今回の資金調達により、地方銀行などとの連携をさらに強化し「はぐくみ企業年金」の普及を全国に拡大していきます。また、企業型DC「DC積み立てプラン」の加入促進をより強化し、全国の中小企業・労働者が希望する企業年金を自由に選択・導入できる環境を構築し、資産形成を後押ししていきます。
「福祉はぐくみ企業年金基金(はぐくみ企業年金)」は、2018年に導入された新しい企業年金制度です。当初は福祉分野向けに構築されましたが、現在では福祉業界以外の法人にも幅広く採用されています。
「はぐくみ企業年金」の特徴として、加入者の元本保証、経営者や役員の加入が可能、退職時に支給(老後支給ではない)、育児や介護休業時の柔軟な支給が可能などが挙げられます。
資産の大部分を元本保証や安定運用ファンドに投資し、複数の主要国内生命保険会社に運用を委託することで、リスクを最小限に抑えています。
企業にとってのメリットは、実質的な掛金負担がないため導入が容易であること、さらに節税や社会保険料の軽減が期待できる点です。
こうした利点から、2024年4月末時点で2,606の事業所が加入し、合計67,180人の加入者がいます。
ベター・プレイスは「はぐくみ企業年金」を中心に、企業年金や退職金制度の導入・設計をサポートする事業を展開し、企業年金制度の普及拡大をサポートしています。
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