創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年7月10日2024年度「ディープテック・スタートアップ支援基金/国際共同研究開発」公募予告

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2024年度「ディープテック・スタートアップ支援基金/国際共同研究開発」に係る公募の予告について発表しました。
ディープテック・スタートアップが海外市場への展開を目的として海外企業と行う共同研究開発に対し、NEDOと相手国側のイノベーション支援機関(公的支援機関)が並行して、それぞれ自国企業の研究開発費用の一部の助成等を行います。相手国側の公的支援機関が実施する公募の応募要件や助成規模は、国によって異なります。本事業では、NEDOは、相手国側事業者が相手国側の公的支援機関から支援を受けることを前提として、日本側事業者の研究開発費用の一部を助成します。
対象技術分野
済産業省所管の鉱工業技術(量子、AI、ロボティクス、半導体、電子機器、エネルギー・環境、バイオテクノロジー、新素材、医療機器、航空宇宙等。ただし、原子力技術に係るものは除く)であること。また、医薬品開発及び再生医療等製品に係る開発は原則として対象外とします。
ただし、創薬支援技術の開発や、医薬品開発を加速する支援技術の開発、医療機器、医療検査技術等、経済産業省所管の鉱工業技術に係る複合技術の開発は助成対象とします。
対象国
カナダ、フランス共和国、オランダ王国、オーストリア共和国、フィンランド共和国、シンガポール共和国、英国。
補助率及び助成の金額
助成対象費用の3分の2以内で、助成金額の上限は1億円
公募期間
2024年9月9日から2024年12月4日
ディープテックとは、大学などの研究機関で研究が進められている技術であり、実用化された際に社会課題の解決に大きなインパクトをもたらす技術を指します。
近年、持続可能な開発目標(SDGs)の推進に伴い、世界は社会課題の解決に向けて積極的に取り組んでいます。これらの社会課題は非常に根深く、その解決にはイノベーションが求められます。
このイノベーションをもたらすものとしてディープテックが高い注目を集めています。そしてディープテックなどの革新的な技術の実用化には、長年の研究開発と多額の資金が必要となることから、国や投資家による長期的な視点での支援が求められています。
また、ディープテックは国際的な課題解決にも貢献できるため、早期に技術を確立し、海外展開を実現できれば国力の強化にもつながります。
2024年度「ディープテック・スタートアップ支援基金/国際共同研究開発」は、ディープテックスタートアップが海外市場への展開を目的として海外企業と共同研究開発を行う際に助成を行うものです。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | NEDO イノベーション エネルギー スタートアップ スタートアップ支援 ディープテック ディープテック・スタートアップ支援基金/国際共同研究開発 企業 公募 共同研究 国立研究開発法人 国際共同研究開発 基金 展開 技術 支援機関 海外 海外市場 産業 研究開発 開発 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年5月17日、株式会社ウタイテは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、シリーズAラウンドでの調達金額は総額13億円、創業からの資金調達総額は19億円となりま…
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2024年度「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」に係る公募について発表しました。 「省エネルギ…
2023年1月10日、株式会社パワーエックスは、総額27億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、累計調達額は約99億円となります。 パワーエックスは、超急速EV充電用蓄電池・定置用蓄…
2022年5月31日、株式会社PURMX Therapeuticsは、総額約8億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 PURMX Therapeuticsは、難治性疾患の治療のため、…
2022年8月2日、HiJoJo Partners株式会社は、総額約11億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 HiJoJo Partnersは、ユニコーン企業を中心に国内外の非上場…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…