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クラウド型モバイルPOSレジ「POS+」を提供する「ポスタス」が資金調達

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2024年7月4日、ポスタス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社日本政策投資銀行です。

ポスタスは、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」を開発・提供しています。

飲食店向けサービス「POS+ food」を始め、小売店向けの「POS+ retail」、理美容店向けの「POS+ beauty」、クリニック・整体院向けの「POS+ healthcare」など、それぞれの店舗業態とオペレーションに最適化したサービスを提供しています。

また、セルフレジ・券売機・モバイルオーダーなどの店舗オペレーションの向上につながるサービスや、店舗と顧客の関係を強化する「POS+ CRM」の提供など、周辺サービスの拡充も進めています。

今回の資金調達により、さらなるサービス拡充と、事業成長を進めます。


POSレジは、いつ・どこで・何が・どれくらい売れたか、といった店舗の会計情報をリアルタイムで記録・管理するシステムです。

POSレジの主な機能は、レジ機能、売上管理・分析、複数店舗管理、在庫管理、顧客管理などであり、小売店にとって基幹的なシステムであるといえます。

従来のPOSレジは高価なシステムであったため、導入できる企業は限られていましたが、近年はタブレットを活用するクラウド型POSレジが登場し、小規模事業者でも導入できるほどハードルが下がっています。

クラウド型POSレジはその導入ハードルの低さと利便性から、グローバルに成長しています。市場規模は、2020年において22億ドルであり、2021年以降は年平均成長率24%が見込まれています。そして2027年までには市場規模は100億ドルに達すると見込まれています。

ポスタスは、小売、理美容、飲食、クリニックなど各業態向けのPOSレジサービスを開発・提供すると同時に、周辺サービスの提供も進め、店舗型ビジネスのデジタル化に貢献しています。

クラウドサービスはオンプレミス型と違って導入に高いコストやシステムの構築などを必要としません。そのためコスト面で課題のあるスタートアップや中小企業・小規模事業者においても、必要とするシステムを導入できます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

また、設備投資には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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