注目のスタートアップ

ネット不動産投資サービスブランド「RENOSY」を手がける「GA technologies」が4億円の融資契約を締結

company

2024年6月26日、株式会社GA technologiesは、株式会社千葉銀行が提供する「ちばぎんSDGsリーダーズローン(サステナビリティ・リンク・ローン型)」において4億円の融資契約(無担保・無保証)を締結したことを発表しました。

GA technologiesは、ネット不動産投資サービスブランド「RENOSY」の開発・運営や、SaaS型のBtoB PropTechプロダクトの開発などを行っています。

「RENOSY」は、アナログな不動産取引をテクノロジーで再構築することで、売買や運用の効率化を実現した不動産投資サービスです。

データにもとづいた提案と経験豊富なエージェントにより、投資検討からその後の管理まで包括的に支援しています。

今回の資金は、「RENOSY」の事業資金に充当する予定です。


日本の不動産投資市場は、引き続き好調を維持しています。投資対象である収益不動産の資産規模は、2023年において約289.5兆円と推計されています。

不動産投資は株式や債券などの伝統的資産との相関が低いことから、リスク分散の際の投資対象とされます。

ほかにも、不動産投資は節税効果があり、資産を保有していることで得られる利益であるインカムゲイン(不動産の場合は家賃収入)が安定して得られることから、長期的な収入を得たい場合に活用されます。

一方、不動産投資分野はデジタル化が遅れており、機関投資家と個人投資家の間に大きな情報格差が存在しています。つまり個人投資家には手が出しにくい投資対象であるといえます。

近年はこうした課題を解決するため、不動産投資においてテクノロジーを活用することで、不動産投資を個人投資家にも開放することを目指すスタートアップが登場しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX SDGs サービス テクノロジー デジタル化 ブランド 不動産 不動産投資 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

家具・家電のサブスクリプションサービス「CLAS」運営の「クラス」が21億円調達
2021年9月8日、株式会社クラスは、総額約21億円の資金調達を実施したことを発表しました。 家具・家電のサブスクリプションサービス「CLAS」を運営しています。 100社以上のメーカーの商品と、10…
社長をAI化し自走する組織を作るAIツール「AI社長」を提供する「THA」が資金調達
2025年3月12日、株式会社THAは、資金調達を実施したことを発表しました。 THAは、社長をAI化し自走する組織を作るAIツール「AI社長」を提供しています。 経営層の知識や価値観、社内情報をAI…
産業向けドローンサービスを提供する「テラドローン」が80億円調達
2022年3月23日、テラドローン株式会社は、総額80億円の資金調達を実施したことを発表しました。 テラドローンは、土木測量・森林測量・インフラ点検・プラント施設点検など産業別のドローン点検作業サービ…
ゲノム編集技術などの品種改良技術×スマート養殖技術の「リージョナルフィッシュ」が40億円調達
2024年12月26日、リージョナルフィッシュ株式会社は、総額40億7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は67.1億円となりました。 ゲノム編集技術な…
セールスイネーブルメントクラウド提供の「ナレッジワーク」が2億円調達
2022年6月17日、株式会社ナレッジワークは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 2022年4月20日には、10億円の資金調達を発表しています。 ナレッジワークは、セールスイネーブル…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集