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2024年6月17日工業メタバースプラットフォーム「FactVerse」を開発する「DataMesh」が資金調達

2024年6月14日、DataMesh株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
DataMeshは、デジタルツイン・XR・AI・IoTなどの技術を融合させ、先進的な工業メタバースプラットフォーム「FactVerse」を開発しています。
このプラットフォームは、企業にデジタル化管理のためのソリューションを提供し、生産プロセスの最適化、業務効率向上を支援します。
また、デジタルツインの中核基盤として、産業データと業務アプリケーション間のデータ連動とシェアリングを実現します。
今回の資金は、産業メタバースプラットフォームの研究開発と市場展開加速に充当します。
さまざまな業界・分野で人手不足が深刻な課題となっている中、業務効率化・生産性向上・自動化に取り組むことは企業の重要な課題のひとつとなっています。
とくに近年のテクノロジーの発展は著しく、業務効率化などを強力に進める革新的なソリューションも複数誕生しています。
新たなソリューションのひとつである「デジタルツイン」は、主に製造業や建設業などの工業分野で高い注目を集めています。
デジタルツインは、物理空間に実在しているものを仮想空間で再現したものです。物理空間にあるものを仮想世界に正確に再現することで、正確なシミュレーションを実現し、高い精度で未来を予測します。
たとえば工場では、設備に異常が発生した場合、ラインが停止し損失が発生してしまいます。そのための保守・点検が重要なのですが、デジタルツインを活用することで将来の故障などを予測する予知保全を実現することができます。
ほかにも、製品開発では試作が重要となりますが、デジタルツインによって試作プロセスを実行することで、試作期間を大幅に短縮し、コストを削減することが可能です。
近年のテクノロジーの発展は、業務に革新をもたらしています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。
また、設備投資には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
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