注目のスタートアップ

VTuberのプロデュース事業やバーチャル学園都市「MEキャンパス」の運営などを手がける「Brave group」が資金調達

company

2024年4月23日、株式会社Brave groupは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、三井不動産株式会社と株式会社テレビ朝日ホールディングスです。

この資金調達により、シリーズDのラウンド総額は約35億円、2017年10月創業時からの累計調達額は約62億円となります。

Brave groupは、Virtual eSportsプロジェクト「ぶいすぽっ!」や、バーチャルミュージックレーベルを擁する「RIOT MUSIC」などのVTuberの総合プロデュースを行うIP事業、自社メタバースエンジン「Brave Engine」を活用したバーチャル学園都市「MEキャンパス」を運営するPlatform事業、eSportsスクール「CR Gaming School」を運営するeSports事業、AI・Web3などを活用して新興領域を開拓するIncubation事業などを展開しています。

2023年はグローバル展開加速のため、4か国5拠点の海外拠点を設立したほか、英語圏・中華圏・欧州市場を対象としたグローバルオーディションを実施し、複数の海外プロジェクトをスタートしました。これにより計20名の海外VTuberがデビューしています。

今回の資金調達により、グローバルIPを中心とした事業の海外展開やアライアンス、経営統合、採用活動の強化を進めます。また、新たに参画した2社を含めた株主との事業連携についても積極的に取り組んでいきます。


VTuberとは、イラストや3DCGのアバターを活用してライブ配信や動画投稿などの活動を行うクリエイターのことです。

その草分けとして知られるのが、2016年12月にデビューしたキズナアイです。その後、VTuberという概念はますます広まり、現在ではサブカルチャーの一翼を担うまでに成長しています。

このVTuberブームに伴い、VTuberをタレントとしてプロデュースする企業も急速に発展しています。たとえば、「にじさんじ」を運営するANYCOLOR株式会社は2022年6月7日に、そして「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社は2023年3月27日に上場しました。

今後は5GやVRデバイスの普及が見込まれています。とくにVRやその他のXR技術とVTuberなどのバーチャルキャラクターは相性が良く、これによりさらなる成長が期待されています。

事業の拡大には資金調達が重要です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、創業期の資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI Brave Engine Brave group CR Gaming School eSports IP MEキャンパス RIOT MUSIC VTuber Web3 タレント テレビ朝日ホールディングス バーチャル バーチャルYoutuber ぶいすぽっ! プロデュース メタバース 三井不動産 株式会社 海外展開 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

独自の無線多段中継テクノロジーによる無線通信ソリューションを提供する「PicoCELA」が「エクシオグループ」と資本・業務提携
2023年4月7日、PicoCELA株式会社は、エクシオグループ株式会社と、資本・業務提携契約を締結したことを発表しました。 PicoCELAは無線通信に関する特許技術を活用した無線通信製品の販売・ソ…
次世代フィットネスジム「ZEAL BOXING FITNESS」を運営する「ZEAL」が7000万円調達
2024年8月10日、株式会社ZEALは、総額約7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ZEALは、次世代フィットネスジム「ZEAL BOXING FITNESS」を運営しています。 ボ…
習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開発・運営する「WizWe」が資金調達
2024年12月23日、株式会社WizWeは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、⼩野デジタルヘルス投資合同会社です。 WizWeは、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開…
「Professional Studio」がスタートアップ幹部採用面接の代行サービス「Pro-Check」をリリース
2020年9月30日、XTech株式会社は、グループ会社のProfessional Studio株式会社が、2020年9月30日に「Pro-Check」をリリースしたことを発表しました。 「Pro-C…
自然言語処理AIを活用したSaaS提供の「ストックマーク」がカスタマー・サポート体制構築パッケージ「Zendesk Support Suite」を導入
2020年12月2日、株式会社Zendeskは、ストックマーク株式会社が、「Zendesk Support Suite」を導入したことを発表しました。 「Zendesk Support Suite」は…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集