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モバイルゲーム「Link!Like!ラブライブ!」を手がける「オッドナンバー」が19.5億円調達

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2024年3月15日、株式会社オッドナンバーは、総額19億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

直近では、2023年6月30日に12億円の調達を発表しています。

オッドナンバーは、オリジナルIP・コンテンツの開発や、国内大手のコンテンツ事業者との協業によるコンテンツ開発を行っています。

エンターテインメント業界の内外から集結した人材・ノウハウを融合し、革新的なユーザー体験を提供するコンテンツの開発に取り組んでいます。

2022年12月に、株式会社バンダイナムコフィルムワークス、株式会社バンダイナムコミュージックライブと共同事業契約を締結し、「ラブライブ!」シリーズの新プロジェクトである『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』におけるプラットフォームとなるスマートフォンアプリ「Link!Like!ラブライブ!」を手がけています。

「Link!Like!ラブライブ!」は、ゲームコンテンツ、リアルタイムライブ配信、リアルタイムのトーク配信、ストーリーコンテンツといった、プロジェクトの核となる複数コンテンツを展開するプラットフォームアプリです。

今回の資金調達により、「Link!Like!ラブライブ!」への継続的な投資、国内大手コンテンツ事業者との協業による新規アプリ開発への投資、オリジナルコンテンツの開発、人材採用の強化、国内有力コンテンツの海外展開などを行います。


近年、モバイルゲームやアニメーション作品のグローバルな成長が注目されています。

たとえば、国内アニメ産業の市場規模は2010年の約1.3兆円から2019年には2.5兆円に拡大しました。これは、日本のアニメ作品が各国でローカライズ配信される公式プラットフォームの整備が進み、海外で需要を獲得したことが主な要因です。

また、アニメ作品に続く形で漫画やゲームなどの関連コンテンツも人気を集めており、国内エンターテインメント市場の成長が鈍化する中で、コンテンツのグローバル展開がますます重要視されています。

さらに、ひとつのIPコンテンツをアニメ・ゲーム・漫画・舞台・音楽など多岐にわたるメディアで展開するメディアミックスにも注目が集まっています。

メディアミックスは、ひとつのIPコンテンツの価値を最大化し、多くの顧客を獲得し、商品の販売につなげる手法です。

とくに、高品質な原作の確保が課題となるエンターテインメント業界において、メディアミックスは重要な戦略のひとつであるといえます。

「ラブライブ!」シリーズは、KADOKAWA、バンダイナムコミュージックライブ、バンダイナムコフィルムワークスの3社による2010年から始まったメディアミックスプロジェクトです。

『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』は、この最新のシリーズであり、「Link!Like!ラブライブ!」というプラットフォームアプリを中心にコンテンツを展開するという新たな取り組みを行っています。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

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