令和5年度「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業費補助金(コンテンツ産業の海外展開等支援)国内映像企画開発を行う事業(プリプロダクション支援)」補助金

subsidy

特定非営利活動法人映像産業振興機構は、令和5年度「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業費補助金(コンテンツ産業の海外展開等支援)国内映像企画開発を行う事業(プリプロダクション支援)」の公募について発表しました。

高品質なコンテンツの本制作に向け、多様な資金調達やパートナー獲得、クオリティの高い企画・脚本等の開発、契約交渉・資金調達における権利処理を行う取組を支援します。

支給対象

「映像企画開発支援」
・本格的製作のための、企画書・シナリオ・ピッチ映像制作支援
・コンテンツIP活用を容易とするための権利処理支援

「ゲーム企画開発支援」
・本格的開発のための、企画書・シナリオ・Verticalslice版開発支援
・コンテンツIP活用を容易とするための権利処理支援

応募要件

・海外展開を念頭においた体制が組まれている/組む(確度の高い)計画であること
・応募事業者が将来発生するコンテンツ(原作に基づいたコンテンツ及びオリジナルのコンテンツを含む)の製作/制作に携わることが計画されていること
・以下のいずれかを満たしていること
 1. 応募事業者が将来本制作されるコンテンツの著作権の全部または一部を保有することが予定されているか、もしくは応募事業者が本制作されるコンテンツでレベニューシェアを受けること
 2. 応募事業者が本制作されるコンテンツのIP活用を念頭に置いた権利処理(映像化権、ゲーム化権等)や利用契約を予定していること

補助金

補助金:1案件につき1,000万円(1社総額2,000万円)
補助率:対象経費の1/2


経済産業省「コンテンツの世界市場・日本市場の概観」(2020年2月)によると、2018年の日本のコンテンツ市場規模は約10.6兆円で、世界のコンテンツ市場規模は約128.8兆円とされています。

2017年には、世界市場に占める日本市場の割合は8.26%でしたが、その後世界市場の拡大に伴い、日本市場が占める割合は減少傾向にあります。つまり世界市場の拡大に対し、日本市場の世界進出が遅れているという見立てが成り立ちます。

また、内閣府「直近のコンテンツ市場の状況及び海外政策動向等」(2020年9月7日)によれば、日本コンテンツのカテゴリー別におけるシェアには偏りがあることがわかります。たとえば、マンガは世界市場の26.9%、ゲームは15.2%とかなりの割合を占めているのに対し、映画は1.1%、音楽は0.2%と低い割合にあります。

とくに映像コンテンツ(映像・ゲーム(広義の映像)は世界的に大きな市場であることから、コンテンツの海外展開において、映画・ドラマ・ゲームの成長は重要な要素です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ コンテンツ コンテンツ産業の海外展開等支援 スポーツ ドラマ ビデオゲーム プリプロダクション 助成金 国内映像企画開発を行う事業 我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業費補助金 文化 映像作品 映像産業振興機構 映画 海外展開 特定非営利活動法人 産業 芸術 補助金
詳細はこちら

国内映像企画開発を行う事業(プリプロダクション支援) | JLOX+ 令和5年度 我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業費補助金 (コンテンツ産業の海外展開等支援)

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【8月21日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
8月21日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 経産省、中小企業後継者のサポート続々 経産省が中小の事業承継サポートを進めています。事業を承継する人が、本格的な承継…
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」全国説明会(6/5開催)
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」の全国説明会が開催されます。 「ものづくり補助金」は、中小企業者等の生産性向上や持続的な賃上げに向けた、革新的な新製品・新サービス…
「中小企業海外ビジネス人材育成塾」(受講無料)
日本貿易振興機構(JETRO)は、「中小企業海外ビジネス人材育成塾」の受講者を募集しています。 すでに輸出実績や英語による商談経験がある海外営業担当者が、海外売上の継続・拡大を目指すための「攻め」の営…
「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」補助金
農林水産省は、令和6年度「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」の公募について発表しました。 ロボット技術…
「IT導入補助金2024」における「通常枠:2次締切」、「セキュリティ対策推進枠:2次締切」、「インボイス枠(インボイス対応類型):3次締切」、「インボイス枠(電子取引類型):2次締切」、「複数社連携IT導入枠:1次締切」補助事業者採択
中小企業庁は、「IT導入補助金2024」における「通常枠:2次締切」、「セキュリティ対策推進枠:2次締切」、「インボイス枠(インボイス対応類型):3次締切」、「インボイス枠(電子取引類型):2次締切」…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集