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2024年3月6日行動認識AIやAI警備システム「AI Security asilla」を手がける「アジラ」が資金調達
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2024年3月5日、株式会社アジラは、資金調達を実施したことを発表しました。
シリーズCセカンドクローズとして合計3億円を調達しました。今回のラウンドの調達金額は合計7.6億円であり、累計調達金額は17億円になりました。
アジラは、行動認識AIや、AI警備システム「AI Security asilla」を開発・提供しています。
「AI Security asilla」は、独自の行動認識技術をベースとしたAI警備システムです。
既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検知したときのみ瞬時に映像を通知することで、警備員の業務負担軽減や見落とし・見逃しの削減を実現するシステムです。
大型商業施設、病院、教育機関、鉄道、空港、社会インフラなど、多様な施設・設備に導入されています。
今回の資金調達により、「asilla」の既存市場への販売網の強化、行動認識AIを転用した製品展開などを進めていきます。
少子高齢化による人手不足は、さまざまな業界で深刻化しています。その中でも、警備業界は人手不足の深刻さで知られています。
警備業界では、他の業界と比較して労働条件が劣るケースが少なくありません。厚生労働省のデータによれば、2022年12月時点での保安業の有効求人倍率は7.43倍と、非常に高い数字を記録しています。
このような状況下で、警備業界では業務効率化や省人化を目指して、テクノロジーの活用が進められています。
とくに注目されているソリューションがAIを搭載したAIカメラです。AIカメラは、一般的なカメラを利用しながらも、さまざまなデータの取得や解析が可能であり、さまざまな領域で活用されています。
警備業界では、異常や不審な行動の検知などにおいてAIカメラを活用することが可能であり、これにより警備の高度化と効率化を実現できます。
アジラが提供するAI警備システム「asilla」は、行動検知や予兆検知による防犯、見守り機能、混雑状況の把握、人数カウントなど、さまざまな機能を備えており、警備業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献しています。
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また、設備投資には資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
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