注目のスタートアップ

大学関係なくOB・OG訪問ができる就活アプリを手がける「Matcher」が1億円調達 「ポート」と資本業務提携

company

2024年2月29日、Matcher株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先はポート株式会社です。ポートとは資本業務提携を締結し、グループインします。

Matcherは、大学関係なくOB・OG訪問ができる就活アプリ「Matcher(マッチャー)」、新卒向けスカウトサービス「Matcher Scout」、就活情報メディア「Matcher Dictionary」を展開しています。

「Matcher」は、所属大学や居住地に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。

「就活相談をしたい学生」と「お願い事をしたい社会人」をマッチングするOB・OG訪問サービスです。

ポートは、若手人材に特化したリスキリング型人材支援サービスなどを展開しています。

国内最大級のキャリア情報サイト「キャリアパーク!」や、就活生のための企業口コミサイト「就活会議」などのサービスを有しています。

今回の資本業務提携により、双方の学生会員連携を行い、さらなる事業成長を目指します。

また、新卒向け企業紹介サービス「Matcher Agent」を立ち上げるなど、事業シナジーの最大化を図っていきます。


新卒一括採用は、母集団を形成してその中から優秀な人材を選別し、自社で教育を施して戦力とするという方法です。しかし近年は複数の理由によってこの採用手法の有効性が低下しています。

近年は、終身雇用制度の崩壊、少子化による人手不足、グローバル化といった社会情勢の変化により、新卒一括採用はデメリットが大きくなってきています。

とくに新卒人材の絶対数が減少しているため、大企業などにヘッドハンティングされるなどして優秀な新卒人材が少なくなった母集団の中から、優秀な人材を選抜するというのは困難になってきています。

また、近年は即戦力人材の重要性が高まっているほか、企業のリソース不足などによって新卒人材に対して充分な教育を施すことが難しくなっているため、より自社にマッチした新卒人材を採用することが重要となっています。

こうした中で、企業の内情などを学生によく知ってもらうという施策は、採用時のミスマッチを軽減したり、早期に有望な学生を選抜できるという点で重要な取り組みであるといえます。

人材の採用は企業の成長にとって重要です。しかし創業期の人材採用は大きな投資のため失敗ができません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

また、事業成長を目的とした人材の獲得にあたっては資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Matcher OB OG スカウト マッチャー マッチング 企業 口コミ 大学 学生 就活 就活生 情報 株式会社 相談 社会人 資本業務提携 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ECの業務効率化を実現するノーコードツール「TēPs」を提供する「テープス」が5,000万円調達
2023年1月5日、テープス株式会社は、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 テープスは、ECの業務効率化を実現するノーコードツール「TēPs」を提供しています。 APIを介し…
ノーコードのデータ分析ツール「Morph」などを提供する「Queue」が資金調達
2024年12月16日、株式会社Queueは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、米国のBasisTechです。 今回の資金調達により、累計調達額は1.7億円となりました。 Queueは…
川崎医科大学発RNA創薬バイオベンチャーの「クロバーナ」が資金調達
株式会社クロバーナは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)です。 クロバーナは、独自のRNA標的探索技術を基盤技術とし、がんの発…
ロボットハンドのピッキング性能を向上させる近接覚センサーを手がける「Thinker」が2.3億円調達
2023年9月29日、株式会社Thinkerは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Thinkerは、大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻の小山佳祐助教が開発した「…
下膳自動化ロボット開発の「スマイルロボティクス」が4,500万円調達
2020年1月30日、スマイルロボティクス株式会社は、総額4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 食店向けにホールにおける片付けオペレーションを省力化する下膳自動化ロボットを開発してい…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集