「IT導入補助金2023」における「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):16次締切分」交付決定事業者が発表

subsidy

「IT導入補助金2023」における「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):16次締切分」の交付決定事業者が発表されました。

申請類型:デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)
締切:16次締切
交付決定日:2024年2月19日
申請数:3,580者
交付決定数:2,716者


テクノロジーの急速な発展に伴い、企業・産業のデジタル化が加速しています。

かつてのデジタルツールやシステムといったものは、オンプレミス型(社内サーバーに導入するもの)であり、初期費用や保守・点検に多大なコストがかかるものであったことから、中小企業・小規模事業者では導入が見送られるケースも多くありました。

しかし近年は、SaaS(クラウドサービス)が主流となり、初期導入費用が低く、管理・保守も不要となるなど、中小企業・小規模企業でもデジタルツールの導入がしやすい環境となってきています。

こうした中、自社の課題に適合したデジタル化は、企業の成長のために重要な取り組みです。

一方、中小企業・小規模企業にとっては、デジタルツールの導入はコストのかかる取り組みであり、予算の都合で十分なデジタル化を実施できないという課題を抱えている企業も存在しています。

こうした中小企業・小規模企業のデジタル化の課題を解決するため、国は「IT導入補助金」によって幅広い中小企業・小規模企業を支援しています。

「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」は、インボイス制度導入に伴い新たなデジタルツールの導入などを考える企業を対象に、会計・受発注・決済などのシステムを導入する取り組みを支援するものです。

「IT導入補助金2023」の公募は終了し、現在は「IT導入補助金2024」として継続して支援が実施されています。

「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」については、「インボイス枠(インボイス対応類型)」という枠に名称が変更されています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 16次締切 IT導入補助金2023 デジタル化 デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型) デジタル化基盤導入類型 交付決定事業者 採択
詳細はこちら

交付決定事業者一覧及び交付申請件数2023(後期事務局)

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「物流施設におけるDX推進実証事業費補助金」
国土交通省は「物流施設におけるDX推進実証事業費補助金」の公募について発表しました。 物流施設における自動化・機械化・デジタル化の優れた取組について、システムの構築や自動化機器の導入等への支援を行うこ…
観光事業者向けDXプラットフォーム「Nutmeg」を提供する「NutmegLabs Japan」が4億円調達
2023年5月17日、NutmegLabs Japan株式会社は、親会社であるNutmegLabs, Inc.(CEO:中口 貴志、本社:サンフランシスコ)が総額約4億円の資金調達を実施したことを発表…
エンディングプラットフォーム「SouSou」を運営する「そうそう」が3000万円調達
2025年9月1日、株式会社そうそうは、総額約3000万円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は3億円を突破しました。 そうそうは、マイナンバーカードを活用したデジタル終活サー…
運送会社向け運行管理プロダクト「D-connect」などを提供する「route-D」が6000万円調達
2024年10月22日、株式会社route-Dは、総額6000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 route-Dは、運行管理アプリ「D-connect」や、物流コンサルティング事業などを通じ…
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」19次締切の採択結果が発表
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」19次締切の採択結果が公表されました。 中小企業者等の生産性向上や持続的な賃上げに向けた、革新的な新製品・新サービスの開発や海外需…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集