注目のスタートアップ

AI屋内位置測位システム「TRAILS」を手がける「zeteoh」が資金調達

company

2024年2月14日、zeteoh株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

zeteohは、AI屋内位置測位システム「TRAILS」を開発しています。

スマートフォンを活用し、ビーコン不要で、人やフォークリフトなどの位置情報を追跡するサービスです。

実装コストや時間を最小限に抑えつつ、現場の生産性と安全性向上に貢献します。

2024年春に正式リリースを予定しています。

今回の資金調達により、防衛や災害管理セクターへの展開も計画しています。


近年、IoT技術の発展により、産業における位置情報の活用が進められています。

位置情報は、バスの運行ルートの最適化、自然災害の被害予測、工場や物流倉庫における業務改善・効率化など、さまざまな領域で活用されています。

たとえば、工場・物流倉庫では、フォークリフトなどと人とのニアミスが安全性の低下につながっています。ほかにも人が混雑するような導線の場合は業務効率化が低下します。

したがって、人やフォークリフトの動きを追跡し、データとして可視化することでこうした問題を解消することが可能です。

一方、屋内で位置情報を取得するには、一般的に利用されているGPSは利用できません。そのため、ビーコンなどの設備を導入する必要があるのですが、これらの設備は導入・保守・点検においてコストがかかります。

zeteohの「TRAILS」は、多くの人が保有しているスマートフォンを利用して位置情報を追跡するソリューションです。これにより屋内における位置情報活用をより手軽に実現します。

事業の成長には資金調達や、シナジーが見込める企業との連携が欠かせません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、創業期の資金調達について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB TRAILS zeteoh スマートフォン 位置情報 屋内 株式会社 測位 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

美容医療口コミ・予約アプリ運営の「トリビュー」が3.5億円調達
2019年8月8日、株式会社トリビューは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 国内最大級の美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」を運営しています。 ユーザーによる15万…
AIを活用したWeb接客ソリューション「WhatYa」を提供する「空色」が「コマースOneホールディングス」と資本業務提携
2023年2月14日、株式会社空色は、株式会社コマースOneホールディングスを引受先とする第三者割当増資を実施し、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 空色は、AIを活用したWeb接客ソリュ…
渋谷区スタートアップビザ出身企業の「ekei labs」が資金調達 体内年齢の検査キットを展開
株式会社ekei labsは、資金調達を実施したことを発表しました。 このプレシード資金調達は、沖縄科学技術大学院大学と提携したファンドを運用する日本のプレシードベンチャーキャピタル、ライフタイムベン…
契約書レビューAIのクラウド・サービス「り~が~るチェック」提供の「リセ」が2.15億円調達
2020年11月17日、株式会社リセは、総額2億1,570万円の資金調達を実施したことを発表しました。 少人数法務を支援する契約書AIレビューのクラウド・サービス「り~が~るチェック」を提供しています…
経費精算アプリ開発などの「クラウドキャスト」が1億円調達!
平成29年12月21日、クラウドキャスト株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、「music.jp」や健康管理アプリ「ルナルナ」などを運営する株式会社エムティーアイです。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集