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2024年1月5日【国税庁】令和5年分確定申告書等作成コーナーが公開
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2024年1月4日、国税庁は、令和5年分確定申告書等作成コーナーを公開しました。
国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」では、画面の案内に沿って金額等を入力するだけで、所得税、消費税及び贈与税の申告書や青色申告決算書・収支内訳書等の作成・e-Taxによる送信(提出)・印刷ができます。
所得税・贈与税の申告納付締切:2024年3月15日(金)
個人事業者の消費税等の申告・納付締切:2024年4月1日(月)
![確定申告ガイド](/wp-content/uploads/2024/01/Sg_tax-return-guide-R5_banner_20231211.webp)
確定申告は、所得税や消費税の納付などを行うための手続きのことです。
勤め人の場合は会社で年末調整を受けるため確定申告は不要ですが、個人事業主など事業所得がある人や、副業で20万円以上の所得がある人は、個人で確定申告する必要があります。
確定申告の期限は、2月半ばから3月半ばまでの1か月間とおおよそ決まっており、この間に所轄の税務署に確定申告書を提出しなければなりません。
令和5年分(2023年分)確定申告の期間は、2024年2月16日から3月15日です。
確定申告書の提出方法は、税務署に直接行き書類を提出する方法、郵送する方法、e-Taxを利用してネットで申告する方法と、大きく分けて3つの方法があります。
インターネットを利用する方法は、窓口が混まない、郵送費用がかからない、自宅からできるといった点でメリットが大きい手法です。
確定申告書等作成コーナーは、申告書・決算書・収支内訳書などを作成・提出できるシステムです。画面の案内に沿って金額を入力するという手軽な操作で作成できます。
アナログな手法で会計帳簿をつけている人や、副業収入を申告する場合はこのシステムを利用するとよいでしょう。
また、2023年10月からインボイス制度が導入されており、今回の確定申告から消費税の申告も行うという人が多いでしょう。
以前とは勝手が違う申告となるため、前もって準備し、余裕のあるうちに確定申告書を作成することが重要です。
確定申告書等作成コーナーでは、作成した各種書類を保存しておくことも可能です。
事業を行う際には正確な帳簿をつけることが重要ですが、アナログな帳簿では多くのミスが発生します。また過去のデータを確認し、分析することにも手間がかかります。したがって会計ソフトを導入し、効率化を図ることが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、おすすめの会計ソフトや、その導入方法について詳しく解説しています。
また、別冊の「資金調達手帳」では、融資やVCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する知識を提供しています。
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