全信組連と中小機構が「業務連携に関する合意書」を締結 信用組合の取引先支援へのサポートを強化

tips

2023年12月7日、全国信用協同組合連合会と独立行政法人中小企業基盤整備機構は、業務連携に関する合意書を締結したことを発表しました。

この業務提携は、信用組合の取引先支援へのサポートをより充実させることを目的としています。

中小企業・小規模事業者に係る重要な政策課題や顧客ニーズに対応するため、信用組合の系統中央金融機関である「全信組連」と中小企業や地域社会に多彩なサービスを提供する「中小機構」が協働し、中小企業・小規模事業者への連携支援の仕組みを構築していきます。

業務提携内容

・経営課題の解決支援
・事業承継・事業引継ぎ支援
・販路開拓・マッチング支援
・ITを活用した生産性向上支援
・カーボンニュートラルに向けた取組支援
・人材育成支援
・施策情報等の共有・発信


全国信用協同組合連合会(全信組連)は、全国の信用組合を会員とする信用組合の系統中央金融機関、いわゆる中央銀行的な役割を果たす金融機関です。

今回の中小機構との業務提携により、信用組合の取引先に対する課題解決支援を強化します。

連携の内容は7項目と多岐にわたり、たとえば「事業承継・事業引継支援」では、信用組合の取引先企業が取り組む多様な事業承継ニーズに対し、各地の事業承継・引継ぎ支援センターと連携してサポートに取り組みます。

また、「販路開拓・マッチング支援」では、信用組合の取引先企業などの販路開拓ニーズに適切に対応するため、中小機構が運営するビジネスマッチングサイト「J-GoodTech(ジェグテック)」への登録を促すとしています。

創業手帳では起業を目指す方などを対象に無料で専門家の紹介を行っています。起業にあたって不安や相談したいことなどがある起業家の方はぜひご活用ください。また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

また、起業においては日本政策金融公庫などの創業融資制度を活用することが重要です。「資金調達手帳」では、起業時の融資の注意点や、融資を受ける際のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ サポート 中小企業 中小企業基盤整備機構 中小機構 小規模事業者 支援 独立行政法人 金融機関
詳細はこちら

連携支援の仕組み構築に向けて合意書締結:全信組連と中小機構

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

中小機構アクセラレーションプログラム「FASTAR」第11期支援先15社が決定
2024年9月24日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、アクセラレーション事業「FASTAR」の第11期支援先企業15社を採択・決定したことを発表しました。 「FASTAR」は、「困難に挑むスタート…
【東京都】「テナントビル等安全対策強化支援事業」助成金
公益財団法人東京都中小企業振興公社「テナントビル等安全対策強化支援事業」のご案内です。 都内には多数のテナントビルが存在しており、同一の建物内に複数の事業者が密集して事業運営を行っている状況も数多く見…
融資・補助金申請支援SaaS提供の「Scheeme」が1億円調達
2021年10月11日、Scheeme株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 融資や補助金の申請に必要な計画書類・申請書類をかんたんに作成できるSaaS「Scheeme」を提供…
【中小機構】デジタル化を後押しするポータルサイト「デジ with」を公開
2025年4月1日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「デジ with」を公開しました。 「デジ with」は、中小企業・小規模事業者のデジタル化を後押しするためのポータルサイトです。 デジタル化に…
プライシング戦略支援SaaS「Pricing Sprint」提供の「プライシングスタジオ」が1億円調達
2021年1月12日、プライシングスタジオ株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 プライシング戦略支援SaaS「Pricing Sprint」と、プライシング専門メディア「プライス…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集