注目のスタートアップ

まちの情報アプリ「Streets」とコンテンツ編集支援サービス「apnea」を開発・運営する「ストリーツ」が5,000万円調達

company

2023年11月27日、ストリーツ株式会社は、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

深津貴之氏、株式会社テレビ大分、株式会社テレビ愛媛、山陰中央テレビジョン放送株式会社と業務提携し、それぞれから出資を受け入れました。

ストリーツは、まちの情報アプリ「Streets」と、コンテンツ編集支援サービス「apnea」を開発・運営しています。

「Streets」は、まちのコミュニティや企業・自治体とのコラボレーションを通じ、お得でユニークな体験・情報を生み出すプラットフォームです。

スマートフォンの位置情報を活用し、スタンプラリー・電子チケット・店舗の最新情報・インタビュー記事などを届けます。

また、テレビ局との連携により、アプリと番組の相乗効果を創出することを目指しています。

「apnea」は、生成AI技術とメディアグロースの知見を組み合わせたAI支援型ニュース編集アシスタントです。

高速・高精度の文字起こし、原稿・タイトル案の自動生成、アーカイブを現在のコンテキストに応じて再編集することによる収益化などにより、AI時代のコンテンツ制作フローをリデザインすることを目指しています。

現在、テスト版を協力関係者にリリースしており、2024年初頭には試用版をリリースする予定です。


インターネットとスマートフォンの普及により、情報の流通はまったく異なるものとなり、社会や生活にも大きな変革が訪れました。

たとえば、資金のない小規模事業者であっても、店舗の最新情報を広く顧客に伝えることが可能となり、機会損失を防いだり、キャンペーンなどによって集客することができます。

近年は、自社HPよりも、TwitterやInstagramなどのSNSや、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)などを用いて情報を発信する事業者が増加しています。とくにGoogleマップは、ユーザー自身が現在位置を中心として店舗を検索できるため、店舗を探す際の重要なツールとなっています。

一方、情報発信手段の多様化や、情報発信にデジタルスキルやマーケティング的な視点が求められることもあり、事業者によって情報の質・量がばらばらであったり、伝えるべき顧客に伝えられていないといった課題が顕在化しています。

もし適切な情報発信が可能となれば、これまで以上の顧客を呼び込むことができるようになるはずです。また、地域全体で情報発信が可能となれば、ひとつの事業者だけでなく、地域全体の活性化にもつながるでしょう。

企業の成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ apnea BtoB Streets アシスタント コミュニティ プラットフォーム まち 位置情報 地域活性化 地方創生 報道 情報 株式会社 業務提携 生成AI 自治体 記事 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

データベース型iPaaSを展開する「Yoom」が8.4億円調達
2022年8月2日、Yoom株式会社は、総額8億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年6月23日付で新会社Yoom株式会社を設立し、株式会社TimeTechnolog…
「大阪ガス」がEV充電インフラ「Terra Charge」などを展開する「Terra Motors」と資本業務提携
2023年5月23日、大阪ガス株式会社は、Terra Motors株式会社と資本業務提携に関する契約を締結したことを発表しました。 Terra Motorsは、電気自動車(EV)向けの充電サービス「T…
電気自動車充電サービス「WeCharge」提供の「ユビ電」が4億円調達
2022年4月4日、ユビ電株式会社は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ユビ電は、電気自動車充電サービス「WeCharge」を提供しています。 充電ごとの電気量・料金を計測できるEV…
オフィス内デジタルサイネージ「Office Vision」を運営する「Prediction」が資金調達
2023年2月28日、株式会社Predictionは、資金調達を実施したことを発表しました。 Predictionは、オフィス内デジタルサイネージ「Office Vision(オフィスビジョン)」を運…
Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」を運営する「オリジナルライフ」が4.8億円調達
2024年1月29日、オリジナルライフ株式会社は、総額約4億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オリジナルライフは、Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」を運営しています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集