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オールインワンデータ分析ツール「データ統一クラウド」を提供する「Srush」が4億円調達

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2023年11月22日、株式会社Srushは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Srushは、データ基板とBIの機能をオールインワンにしたデータ分析ツール「データ統一クラウド」を提供しています。

データ分析に関わる業務・プロセスをすべてノーコードで実現できるツールです。

誰でも、データ抽出・データ蓄積・データ集計・グラフ化・AIというデータ分析の流れを実行でき、自動更新された正確な最新データにもとづく経営判断を支援しています。

今回の資金は、パートナー販売の拡大、LLM(大規模言語モデル)を用いたプロダクト開発に充当します。


経済産業省は、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できなかった場合、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性を指摘し、これを2025年の崖と呼んでいます。

DXとは、テクノロジーとデータ活用により、企業やビジネスを根本的に変革し、競争優位性を確立する取り組みのことです。

近年の企業では業務効率化や生産性向上のため、SaaSなどのデジタルツールを利用したデジタル化が進められています。

一方で、デジタル化によって得られるデータの活用についてはまだ進んでいません。

というのも、データ活用では、データサイエンティストなどの専門的な人材が必要であるほか、データ活用のための基盤を構築する必要があるからです。

Srushは、特別なスキルに依存しないデータ分析ツール「Srush」の開発・提供を通じ、企業のデータドリブンな経営を支援しています。

事業のさらなる成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受ける際の注意点など詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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