創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年11月24日オールインワンデータ分析ツール「データ統一クラウド」を提供する「Srush」が4億円調達

2023年11月22日、株式会社Srushは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Srushは、データ基板とBIの機能をオールインワンにしたデータ分析ツール「データ統一クラウド」を提供しています。
データ分析に関わる業務・プロセスをすべてノーコードで実現できるツールです。
誰でも、データ抽出・データ蓄積・データ集計・グラフ化・AIというデータ分析の流れを実行でき、自動更新された正確な最新データにもとづく経営判断を支援しています。
今回の資金は、パートナー販売の拡大、LLM(大規模言語モデル)を用いたプロダクト開発に充当します。
経済産業省は、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できなかった場合、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性を指摘し、これを2025年の崖と呼んでいます。
DXとは、テクノロジーとデータ活用により、企業やビジネスを根本的に変革し、競争優位性を確立する取り組みのことです。
近年の企業では業務効率化や生産性向上のため、SaaSなどのデジタルツールを利用したデジタル化が進められています。
一方で、デジタル化によって得られるデータの活用についてはまだ進んでいません。
というのも、データ活用では、データサイエンティストなどの専門的な人材が必要であるほか、データ活用のための基盤を構築する必要があるからです。
Srushは、特別なスキルに依存しないデータ分析ツール「Srush」の開発・提供を通じ、企業のデータドリブンな経営を支援しています。
事業のさらなる成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受ける際の注意点など詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AI BtoB DX オールインワン クラウド ツール データ データドリブン データ分析 ノーコード 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年4月7日、株式会社SUN METALONは、総額約2.7億円(US$2M)の資金調達を実施したことを発表しました。 SUN METALONは、従来の金属3Dプリンティング技術と比較し、500…
2025年6月6日、Letara株式会社は、資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は18億円に達しました。 Letaraは、革新的なハイブリッド化学推進系を開発するスタートアップで…
2025年11月13日、アセンド株式会社は、総額11億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約18億円となります。 アセンドは、クラウド型運送管理プラットフォーム「ロジックス…
2021年9月28日、株式会社リチカは、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 広告クリエイティブ運用クラウド「リチカ クラウドスタジオ」を運営しています。 ネット広告において、戦略的な…
2024年7月10日、タイムリープ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、通貨処理機・セルフサービス機器の開発・製造・販売・保守などを手がけるグローリー株式会社です。また、グロー…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

