注目のスタートアップ

ゼロコードAI製品を提供する「RUTILEA」が6億円調達

company

2023年11月16日、株式会社RUTILEAは、総額約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。

RUTILEAは、ゼロコードAI製品を開発・提供しています。

AIの導入プロセスのうち、障壁となるデータ不足の問題を生成AIと基盤モデルで解決し、導入プロセスの複雑さをゼロコード化によってシンプルにした製品を提供しています。

リアルタイム作業認識システム「マルチモーダルAI REO」や、教師用データ生成AI「不良画像生成AI」、ピッキングシステム「Zero-shotピッキングシステム」、ノーコードのAI画像処理ソフト「ImagePro」などを展開しています。

今回の資金は、新規事業への投資、製品の研究開発、継続収益モデルの構築、営業・エンジニアの採用増強などに充当します。


現在、世界中の企業でDX(デジタルトランスフォーメーション)が積極的に進められています。

DXは、テクノロジーとデータ活用を通じて企業や組織を根本的に変革し、競争優位性を確立する取り組みを指します。

AI(人工知能)はDXにおいて極めて重要なテクノロジーです。現在、日本の企業もAIを活用して業務の効率化や生産性向上、自社サービスやプロダクトへの付加価値向上などに取り組んでいます。

ただし、AIの導入・活用には高度なスキルが求められ、そのためには専門的な人材の確保が不可欠です。そして多くの業界で人手不足が深刻な状況であり、とくにITエンジニアの獲得は難しい状態にあります。つまり、AIを活用したいという企業であっても、人材不足がボトルネックとなり、AIの活用が実現が難しいという課題が生じています。

ゼロコード(ノーコード)のAIサービスは、コーディングやプログラミングの専門知識が不要なため、より多くの企業でAIの活用を促すことができます。

RUTILEAは、ゼロコードAI製品の提供を通じ、企業の労働生産性向上に貢献しています。

デジタル化は、以前は非効率的だった業務を大幅に効率化する可能性があります。企業が利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また全社的なシステム整備のためには資金も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウも提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB ノーコード 株式会社 生成AI 生産性向上 画像処理 製品 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI・自然言語処理技術を活用して開発・コンサルティング・サービス提供を行う「pluszero」と「アップセルテクノロジィーズ」が資本業務提携
2023年6月28日、アップセルテクノロジィーズ株式会社は、株式会社pluszeroと、資本業務提携を行ったことを発表しました。 pluszeroは、AI・自然言語処理技術を活用して開発・コンサルティ…
米麹由来糖分「ORYZAE」を中心としたD2Cブランドを展開する「オリゼ」が2億円調達
2023年1月31日、株式会社オリゼ(旧:株式会社アグクル)は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 米麹由来糖分「ORYZAE(オリゼ)」を中心としたD2Cブランド「フードコスメORY…
3Dプリント義足ソリューション事業を展開する「インスタリム」が11億円調達
2025年3月26日、インスタリム株式会社は、総額約11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 インスタリムは、高品質・低価格な3Dプリント義足を製造・販売するクリニック事業と、義足の3D設計・…
一体型ホテルDXシステム「WASIMIL」を提供する「AZOO」が資金調達
2023年7月6日、株式会社AZOOは、資金調達を実施したことを発表しました。 AZOOは、一体型ホテルDXシステム「WASIMIL」を開発・提供しています。 直販予約エンジン、宿泊管理(PMS)、在…
ローカル・ビジネス向け顧客獲得支援の「Zehitomo」が8.2億円調達
株式会社Zehitomoは、総額8億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 仕事を依頼したい人と、専門職のフリーランスや中小企業をつなげる顧客獲得プラットフォーム「Zehitomo(ゼ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集