創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年11月17日「IT導入補助金2023」の「デジタル化基板導入枠(複数社連携IT導入累計)」(3次締切分)交付決定事業者が更新

「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」(3次締切分)の交付決定事業者が発表されました。
「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」は、複数の中小企業・小規模事業者が連携してITツール及びハードウェアを導入することにより、地域DXの実現や、生産性の向上を図る取組に対して、複数社へのITツールの導入を支援するとともに、効果的に連携するためのコーディネート費や取組への助言を行う外部専門家に係る謝金等を含めて支援するものです。
申請数は1件で、決定事業者も1件です。
対象者
・商工団体等 (例)商店街振興組合、商工会議所、商工会、事業協同組合 等
・当該地域のまちづくり、商業活性化、観光振興等の担い手として事業に取り組むことができる中小企業者又は団体 (例)まちづくり会社、観光地域づくり法人(DMO) 等
・複数の中小企業・小規模事業者等により形成されるコンソーシアム
補助額
基盤導入経費:補助率3/4以内 50万円以下(下限なし)
補助率2/3以内 50万円超~350万円
3,000万円以下
事務費、専門家費 補助率2/3以内
200万円以下
DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が頻繁に聞かれるようになりました。
DXは、テクノロジーとデータの活用を通じて企業や組織を根本的に変革し、競争優位性を確立する取り組みを指します。
一部ではDXを主に大企業が進めるものと捉えられがちですが、実際にはテクノロジーは革新的な業務効率化や省人化を実現するため、中小企業や小規模事業者においても人手不足などの課題に対して大きな効果をもたらす施策となっています。
「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」は、複数の中小企業や小規模事業者が連携してデジタル化に取り組む際に支援するプログラムです。
たとえば、商店街でデジタル地域通貨を導入するなどの取り組みが採択されています。HPには他にも具体的な事例が示されており、地域全体で成長を目指す場合には必見の補助金といえるでしょう。
一方で「IT補助金」他の類型と比較すると申請数は非常に少なく、複数社連携といったより踏み込んだデジタル化の取り組みについてはまだ遅れていることが見て取れます。
翻していうと、全国的にも地域全体でデジタル化に取り組んでいる例は少ないということになるため、先駆けて実施するデジタル化はより付加価値向上につながりやすいといえます。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | IT導入補助金2023 デジタル化 デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型) 助成金 商店街 商業集積地 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
東京都中小企業団体中央会は、令和6年度「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業」の第2回募集について発表しました。 都内産業の活性化に向け、受注型中小企業(下請企業)の技術・経営基盤の強化を図るため、中…
2021年11月8日、Beyond Next Ventures株式会社は、運営する「Beyond BioLAB TOKYO」における研究助成制度第2期の公募を開始したことを発表しました。 「Beyon…
農林水産省は、令和5年度「持続的畑作生産体制確立緊急支援事業(かんしょ病害抑制対策事業)」の2次公募について発表しました。 かんしょの生産に重要な被害を及ぼすことが懸念されるサツマイモ基腐病の防除のた…
厚生労働省は「建設事業主等に対する助成金(旧建設労働者確保育成助成金)」を募集しています。 以下の(1)~(12)の助成コースから構成されており、建設事業主や建設事業主団体等が、建設労働者の雇用の改善…
2023年5月26日、クレジットエンジン株式会社は、JFRカード株式会社と業務提携することを決定したことを発表しました。 また、個人向け融資商品に対応する与信モデルの提供を開始したことも併せて発表しま…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

