「IT導入補助金2023」の「デジタル化基板導入枠(複数社連携IT導入累計)」(3次締切分)交付決定事業者が更新

subsidy

「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」(3次締切分)の交付決定事業者が発表されました。

「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」は、複数の中小企業・小規模事業者が連携してITツール及びハードウェアを導入することにより、地域DXの実現や、生産性の向上を図る取組に対して、複数社へのITツールの導入を支援するとともに、効果的に連携するためのコーディネート費や取組への助言を行う外部専門家に係る謝金等を含めて支援するものです。

申請数は1件で、決定事業者も1件です。

対象者

・商工団体等 (例)商店街振興組合、商工会議所、商工会、事業協同組合 等
・当該地域のまちづくり、商業活性化、観光振興等の担い手として事業に取り組むことができる中小企業者又は団体 (例)まちづくり会社、観光地域づくり法人(DMO) 等
・複数の中小企業・小規模事業者等により形成されるコンソーシアム

補助額

基盤導入経費:補助率3/4以内 50万円以下(下限なし)
補助率2/3以内 50万円超~350万円
3,000万円以下
事務費、専門家費 補助率2/3以内
200万円以下


DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が頻繁に聞かれるようになりました。

DXは、テクノロジーとデータの活用を通じて企業や組織を根本的に変革し、競争優位性を確立する取り組みを指します。

一部ではDXを主に大企業が進めるものと捉えられがちですが、実際にはテクノロジーは革新的な業務効率化や省人化を実現するため、中小企業や小規模事業者においても人手不足などの課題に対して大きな効果をもたらす施策となっています。

「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」は、複数の中小企業や小規模事業者が連携してデジタル化に取り組む際に支援するプログラムです。

たとえば、商店街でデジタル地域通貨を導入するなどの取り組みが採択されています。HPには他にも具体的な事例が示されており、地域全体で成長を目指す場合には必見の補助金といえるでしょう。

一方で「IT補助金」他の類型と比較すると申請数は非常に少なく、複数社連携といったより踏み込んだデジタル化の取り組みについてはまだ遅れていることが見て取れます。

翻していうと、全国的にも地域全体でデジタル化に取り組んでいる例は少ないということになるため、先駆けて実施するデジタル化はより付加価値向上につながりやすいといえます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ IT導入補助金2023 デジタル化 デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型) 助成金 商店街 商業集積地 補助金
詳細はこちら

11月16日更新 交付申請件数及び交付決定件数更新のお知らせ

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

2022年1月以降の「雇用調整助成金」・「休業支援金」の特例措置等について
厚生労働省は、「令和4年1月以降の雇用調整助成金の特例措置等」について発表しました。 新型コロナウイルス感染症に係る「雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金」、「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給…
「小規模事業者持続化補助金(第14回締切分)」補助事業者が採択
中小企業庁は、「小規模事業者持続化補助金(第14回締切分)」の補助事業者の採択を発表しました。 「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者等が、持続的な経営に向けた経営計画に基づく、販路開拓等の取組…
「事故防止対策支援推進事業」補助金
国土交通省は「事故防止対策支援推進事業」を実施しています。 自動車運送事業者に対する「デジタル式運行記録計及び映像記録型ドライブレコーダーの導入支援」、「過労運転防止に資する機器導入のための支援」、自…
【最大300万円】外国出願の権利化に要する費用を補助「外国出願・審査請求・中間応答支援(海外権利化支援事業)」
特許庁は「外国出願・審査請求・中間応答支援(海外権利化支援事業)」について発表しました。 国での特許、実用新案、意匠または商標の出願・権利化を予定している中小企業、中小スタートアップ企業、小規模企業、…
「事業復活支援金」申請期間が6/17まで延長 差額給付の申請受付も開始
「事業復活支援金」の申請期限が、2022年6月17日(金)まで延長されました。 「事業復活支援金」は、新型コロナウイルス感染症影響により、売上が大きく減少している中小法人等・個人事業者等の事業の継続・…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集