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2023年10月12日「高度外国人材採用に資する寄附講座事業」補助金

一般財団法人海外産業人材育成協会は「高度外国人材採用に資する寄附講座事業」を実施しています。
寄附講座は日本企業・現地日系企業等の協力により、開発途上国または日本の大学等における講座(特別講座)の開設並びにその受講生へのインターンシップ(就業体験)の提供を通じた産業人材の育成プログラムです。
受講生が講座、インターンシップを通じて日本企業・現地日系企業で求められる能力を向上させるとともに、日本企業・現地日系企業への就職意欲を高め、就職につなげることで、事業活動の円滑化及び当該国との協力関係の深化に貢献することを目的としています。
技術協力活用型・新興国市場開拓事業(ODA)
日本企業・海外日系企業が、海外の高度人材確保を目的に、開発途上国の大学等の学生を対象に寄附講座やインターンシップを実施する場合、経費の一部に国庫補助金が適用されます。
アジア等ゼロエミッション化人材育成等事業
日本の企業や大学等が、研究・実証等を進める脱炭素技術を海外大学等へ普及することを目的に、アジアの国・地域(中東を含む)の大学等の学生を対象に寄附講座を実施する場合、経費の一部に国庫補助金が適用されます。
高度な知識・技能を有している高度人材は、企業を大きく成長させることができる可能性を秘めています。
近年は、高度なテクノロジーを事業に活用する企業が増加してきていることから、高度人材の獲得競争が国際的に激化しています。
さらに国内では、人手不足が深刻化していることから、国内だけでなく海外にも目を向けて高度人材を獲得するという取り組みが重要となっています。
とくにIT人材の不足は深刻であり、日本では仕事をする上での価値観が近く、さらに近年急激にIT人材を多く排出しているベトナムの人材の活用が注目されています。
「寄附講座事業」は、開発途上国や日本の大学などでの講座開設と、その受講生へのインターシップの提供を通じた産業人材育成プログラムです。
必要な知識・技術を学んでもらいつつ、学生の適性を見極めることができるため、ミスマッチを低減しながら、高度人材を獲得することができるでしょう。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
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