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「Bespo」に「ディップ」が出資 飲食店向け集約支援サービス「集客コボットfor SNS Booster」を提供開始

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2023年10月4日、株式会社Bespoは、ディップ株式会社からの出資を受けるとともにOEM契約を締結したことを発表しました。

これに併せ、ディップから飲食店向け集約支援サービス「集客コボットfor SNS Booster」の提供を開始したことも発表しています。

Bespoは、飲食店の発注業務を効率化するWebサービス「SMART REQUEST」、飲食店の空席をLINEから即時予約できるサービス「TABLE REQUEST」を開発・提供しています。

ディップは、求人情報サイト「バイトル」「バイトルNEXT」や、人手不足や業務効率に課題を抱える業界・業種での定型業務を自動化する「コボット」シリーズなどを手がけています。

今回提供を開始した「集客コボットfor SNS Booster」は、GoogleマップやInstagramに席予約機能を設置し、飲食店の集客強化につなげるサービスです。予約経路別の実績・傾向を確認できるレポート・インバウンド向けの予約受付などの機能も備えています。


近年、飲食店などを探す際には、検索エンジンでの検索ではなく、Googleマップなどの地図アプリで検索する人が増えています。

こうした地図アプリでは、自身のいる場所から近い範囲にある店舗を一括で検索することができるため、実際に訪問する店舗を決める際の重要な情報を得ることができます。検索エンジンでの検索では場所を視覚的に把握することが難しいので、この検索行動の変化は当然のことであるといえるでしょう。

また、Googleマップでは、事業者が自店舗の情報(ジャンル・営業時間・販売物・その日のお知らせなど)を登録・表示することができます。この機能はGoogleビジネスプロフィールと呼ばれており、地図アプリを利用するユーザーが増加した現在、店舗ビジネスにおけるマーケティングツールとして重要性が高まっています。

こうした背景から、飲食店などの予約についても、Googleマップなどから直接アクセスすることができる店舗の公式サイトから直接予約をするユーザーが増加しています。

今回ディップとのOEM契約によってローンチした「集客コボットfor SNS Booster」は、GoogleマップやInstagramに席予約機能を設置できるサービスです。

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また、ビジネスの成長には資金調達や提携も重要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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