創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年9月11日オフショアを活用したゲーム開発・3DCG受託・ゲームエンジン開発を手がける「Indigames」に「コンフィデンス・インターワークス」が出資
2023年9月7日、株式会社コンフィデンス・インターワークスは、株式会社Indigamesに出資を実行したことを発表しました。
Indigamesは、ハイパーカジュアルゲーム・ライブゲーミング・NFTゲームを中心としたゲーム事業、ベトナムオフショアを活用したCG制作事業、Pythonを活用するゲームエンジン事業を展開しています。
オフショア拠点であるベトナムに大手ゲームメーカー出身の日本人アートディレクターを駐在させることで品質を担保しています。さらに現地制作スタジオとのスムーズな日本語コミュニケーションを実現し、高いクオリティの3DCG作品を制作しております。
3DCGは、VR(仮想現実)などXR系のテクノロジーの隆盛により、エンターテインメント以外の領域でもニーズが高まっています。
たとえばファッションの分野では、ファッションECにおいて、オンラインでも試着ができるバーチャル試着サービスが試みられています。高品質なバーチャル試着サービスの実現には高品質なファッションアイテムの3Dモデルが必要となります。
ほかにも不動産の領域では、現地の住宅展示場に行かなくても複数の住宅を比較検討できるVRの住宅展示場が展開されていますが、こちらも建物そのものや、家具・インテリアの3Dモデルを必要とします。
ゲーム業界は古くから3DCG制作の知見が蓄積されている領域であり、近年のVRやメタバースの注目により、事業領域を広げていく例が見受けられます。
一方、国内はさまざまな領域で人手不足が深刻化しており、今後の需要増加に耐えられないということも予測されます。
ベトナムは東南アジアのなかでもIT人材大国として成長している国です。また、親日家も多く、気質としても日本人と近しい部分があることから、近年はベトナムのIT人材を活用した開発体制を構築する企業が増加しています。
事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携が重要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | 3DCG BtoB Indigames オフショア ゲーム ゲームエンジン コンフィデンス・インターワークス ベトナム 出資 制作 受託 株式会社 資金調達 開発 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年8月18日、株式会社JX通信社は、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SNSなどビッグデータからリスク情報を検知・発信する「FASTALERT(ファストアラート)」や、報…
2019年10月31日、株式会社カケハシは、総額約26億円の資金調達を実施したことを発表しました。 調剤薬局向けの次世代電子薬歴システム「Musubi」を提供する、医療系スタートアップです。 タブレッ…
2022年11月1日、マテリアルグループ株式会社は、株式会社PRASと、資本業務提携契約を締結し、株式を取得したことを発表しました。 マテリアルグループは、グループ会社を通じ、主にマーケティングに関連…
2023年6月19日、株式会社TERASSは、総額7億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 TERASSは、次世代型不動産エージェントファーム「TERASS」、エージェント提案型家探…
2022年10月14日、エヌエフティアーツ株式会社は、株式会社エディアと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 エヌエフティアーツは、スマートフォン向けリズムゲーム『アイドルコネクト』や、V…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…