注目のスタートアップ

エンジニア向けリスキリングプラットフォーム「TechTrain」などを展開する「TechBowl」が3.1億円調達

company

2023年8月28日、株式会社TechBowlは、総額約3億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

TechBowlは、エンジニア向けリスキリングプラットフォーム「TechTrain(テックトレイン)」の提供、ダイレクトスカウトサービス「DirecTrain(ダイレクトレイン)」の開発、人材紹介事業「AgenTrain(エージェントレイン)」、DXコンサルティング事業を展開しています。

「TechTrain」は、メガベンチャーやIT系大企業などで活躍するエンジニアがメンターとして在籍しており、そのメンターの監修のもと、実践型の開発ドリル「Railway」や、企業のCTOが編集した実践問題集「MISSION」を通じて、スキルアップを進めることができるサービスです。

今回の資金は、「TechTrain」のユーザー数を増加させるための広告・マーケティング、新規サービス「DirecTrain」の開発、人材採用などに充当します。


近年、産業全体のデジタル化が進められており、ITエンジニアのニーズが急速に高まっています。

経済産業省の「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(IT人材等育成支援のための調査分析事業)」によると、2018年時点ですでに22万人のIT人材が不足しており、2030年には最大で約79万人が不足すると予測されています。

こうした背景から、近年はITエンジニアを育成するサービスが多数登場しているほか、PCとインターネット環境さえあればどこでも働くことができるという特徴から、柔軟な働き方を実現したい人びとからITエンジニアという職が注目されており、今後は多くのIT人材が供給されていくことになると考えられます。

こうした中、既存のITエンジニアは、よりスキルが求められる職場で働いていけるようスキルアップやリスキリングが求められます。

近年は、AIやブロックチェーンなどの最先端技術が注目されており、こうした領域でスキルを持つITエンジニアの需要も多くあります。

こうした背景のもと、TechBowlは、エンジニアのスキルアップ・キャリアアップを支援する「TechTrain」を展開しています。

人材の採用は企業の成長にとって重要です。しかし創業期の人材採用は大きな投資のため失敗ができません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

また、組織を強化するには資金調達も重要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ DirecTrain DXコンサルティング ITエンジニア TechBowl TechTrain エージェント エンジニア サービス スカウト ダイレクト テック プラットフォーム リスキリング 人材紹介事業 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ソーシャルセクターや企業向けに寄付DXシステムを提供する「コングラント」が資金調達
2024年7月17日、コングラント株式会社は、株式会社グッドパッチから資金調達を実施したことを発表しました。 コングラントは、ソーシャルセクターや企業向けに寄付DXシステムを提供しています。 寄付募集…
経営サポート「創業・ベンチャー支援」
中小企業庁は、経営サポート「創業・ベンチャー支援」を実施しています。 創業を考えている人やベンチャー企業の円滑な事業活動を資金調達や情報提供などで支援します。 さらに、市区町村と民間事業者などが、創業…
再生可能エネルギー発電事業の統合管理プラットフォームを開発・提供する「Tensor Energy」が4.5億円調達
2024年3月27日、Tensor Energy株式会社は、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Tensor Energyは、再生可能エネルギー発電事業の統合管理プラットフ…
アナログデータのデジタル化を丸投げできるプラットフォーム「Connected Base」を提供する「YOZBOSHI」が資金調達
2024年4月18日、株式会社YOZBOSHIは、資金調達を実施したことを発表しました。 YOZBOSHIは、企業が保有するアナログデータのデジタル化を丸投げできるプラットフォーム「Connected…
製造業向けの異常検知AIソフトウェアを提供する「アダコテック」が11億円調達
2022年4月27日、株式会社アダコテックは、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アダコテックは、効率的な異常検知を可能とする製造業向けの異常検知AIソフトウェアを提供しています。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集