注目のスタートアップ

「エイチ」と「ボルテックス」が資本業務提携 「VORT AI assist」を共同リリース

company

2023年8月22日、株式会社ボルテックスは、株式会社エイチと資本業務提携を締結したことを発表しました。

今回の提携により、エイチが提供する「叡知AI assist」のサービス群をベースにした「VORT AI assist」を共同リリースし、「VORT」シリーズに入居しているテナントに向け「オフィス設備や契約手続きなどの問合わせに対し、AIで対応するチャットボット」、「AI assistの利用料に応じてキャッシュバックがあるリワード制度」を提供します。

エイチは、企業における雑務をAIによってワンストップで解消し、働く人びとがコア業務に集中できる環境を整えるサービス群「叡知」を提供しています。

ボルテックスは、主要都市の商業地にある中規模ビルをフロアごとに分譲する「区分所有オフィス」を主軸に資産形成コンサルティングを展開しています。

「VORT」シリーズは、「区分所有オフィス」の高い収益性・流動性を象徴する自社ブランドであり、物件価値を高めるためのバリューアップ工事を実施すると同時に、コストの削減や管理ノウハウなど、経験に基づいた充実のサービスを提供しています。


経済産業省は、日本企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現できなければ、2025年以降、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性があると指摘しています。

DXとは、デジタル技術を活用して、ビジネスモデルや企業自体を変革し、競争優位性を確立する取り組みです。テクノロジーの活用は世界的なトレンドであり、従来の経営手法を継続する限り、競争力が相対的に低下してしまう可能性があります。したがって国内では、大企業・中小企業に限らず、すべての企業においてDXを推進することが求められています。

AIはデジタル化・DXにとって重要なテクノロジーのひとつであり、現在企業における業務効率化や事業の高度化の中心的な技術となっています。

たとえば、AIによる画像解析は、製造業における不良検知、警備業における異常検知、インフラ業界における点検、介護業界における見守りなど、さまざまな領域で活用されています。

AIは、これまで非効率的だった業務の大幅な効率化を実現するなど、大きな革新をもたらしています。AIの活用は企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なAIソリューションを探すことが必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考になさってください。

また、システムの整備においては資金調達が必要となることもあるでしょう。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI VORT エイチ オフィス コンサルティング チャットボット テナント ブランド ボルテックス ワンストップ 不動産 契約 手続き 株式会社 設備 資本業務提携 資産形成
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

エンターテインメント系の受託開発事業などを展開する「ORENDA WORLD」が「PCIグループ」と資本業務提携
2022年12月15日、株式会社ORENDA WORLDは、PCIホールディングス株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ORENDA WORLDは、CGの高精細な表現力と、ゲーム…
広報コンサルティング事業や海外PR事業を展開する「カーツメディアワークス」が「タナベコンサルティンググループ」と資本業務提携
2023年1月18日、株式会社カーツメディアワークスは、株式会社タナベコンサルティンググループと資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 カーツメディアワークスは、国内・海外向けの広報コンサルテ…
大学関係なくOB・OG訪問ができる就活アプリを手がける「Matcher」が1億円調達 「ポート」と資本業務提携
2024年2月29日、Matcher株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先はポート株式会社です。ポートとは資本業務提携を締結し、グループインします。 Matcherは、大学…
心疾患診断アシスト機能を搭載した「超聴診器」を開発する「AMI」が1億円調達
2022年3月1日、AMI株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 心疾患診断アシスト機能付き遠隔医療対応聴診器「超聴診器」を開発しています。 心電・心音の同時計測と、独自のアルゴリ…
「リアルテックホールディングス」が糖鎖ナノテクノロジーを用いた迅速PCR検査法の開発・受託研究の「スディックスバイオテック」に投資を実施
2020年12月21日、リアルテックホールディングス株式会社は、株式会社スディックスバイオテックへの投資を実施したことを発表しました。 スディックスバイオテックは、糖鎖ナノテクノロジーを用いた迅速PC…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集