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2023年8月4日船の自動運転技術を開発する「エイトノット」が「セイカダイヤエンジン」と資本業務提携
2023年8月1日、株式会社エイトノットは、セイカダイヤエンジン株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
エイトノットは、自動操船アシストと将来的に無人航行を可能にする小型船舶向け自律航行プラットフォーム「エイトノットAI CAPTAIN」や、その関連製品の開発・提供を行っています。
「エイトノットAI CAPTAIN」は、全自動で安全航行を実現する小型船舶向けの自律航行プラットフォームです。
数クリックでAIが自動で最適なルートを設定するほか、センサーによって障害物・他船を検出しAIによって自動で危険を回避したり、自動で離岸・着岸を行うことができます。
既存の小型船舶でも改造・センサー機器を追加することで自動航行を実現できます。
セイカダイヤエンジンは、三菱重工エンジン&ターボチャージャ製舶用エンジンの国内総代理店として事業を展開しています。
セイカダイヤエンジンとの協業により、自律航行プラットフォーム「エイトノット AI CAPTAIN」を中心としたさまざまな次世代ソリューションの提案を行っていきます。
自動車の自動運転やドローンの自律航行など、さまざまな領域で自動運転技術が活用されています。
自動車などの自立化・自動化の技術は、走行にあたっての省力化と安全性の向上につながることから、少子高齢化によって高齢者の増加と人手不足が進む国内において重要な技術として開発が推進されています。
日本は四方を海に囲まれた島国であり、船は沿岸地域や離島において重要な移動手段のひとつです。一方で近年は、人手不足や高齢化によって船員が不足しており、沿岸地域や離島における船という交通インフラが失われてしまうことが懸念されています。
そこで注目されているのが、船舶の自動航行技術です。
単純な自動操舵だけであれば以前から実用化されてはいましたが、多くの船舶が行き交う領域では慎重な航行をしなくてはならないほか、海上にある漁具や流木などの障害物を避けたりといった複雑な航行が求められます。
エイトノットは、こうした高度な自動航行を実現するプラットフォームの提供により、船舶の課題解決を目指しています。
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