注目のスタートアップ

太陽光エネルギーで発電する窓ガラスを開発する「OPTMASS」に「サムライインキュベート」が出資

company

2023年7月26日、株式会社サムライインキュベートは、運営するSamurai Incubate Fund 7号投資事業有限責任組合より、株式会社OPTMASSに出資したことを発表しました。

OPTMASSは、京都大学化学研究所の坂本雅典准教授の赤外光エネルギーに関する研究成果をもとに、2021年10月に設立された京都大学発ベンチャーです。

赤外光を電力に変換する透明太陽電池の技術開発を行っています。

この透明太陽電池は省エネルギー効果も有しており、ビルなどの窓ガラスに代用することで省エネと発電を両立し、CO2削減を進めることができます。


SDGs(持続可能な開発目標)の推進により、世界的に再生可能エネルギーの普及に向けた取り組みが進められています。

化石燃料は枯渇の問題を抱えているほか、CO2をはじめとした温暖効果ガスの大量排出によって地球温暖化・気候変動を引き起こす原因とされています。

そのため、太陽光・風力などの枯渇しない資源を利用した再生可能エネルギーは、持続的な社会を実現するため非常に重要なエネルギーです。

赤外光(赤外線)は太陽光全体の46%を占めていますが、エネルギーが低く、発電などでは利用されておらず、植物の光合成でも利用されていません。

この赤外光は大量に降り注いでいるため、もし少量でもエネルギーを取り出すことができれば、総量として膨大なエネルギーを確保することができます。

京都大学化学研究所の坂本雅典准教授らの研究グループは、世界最高効率で赤外光を化学エネルギーに変換することに成功し、この成果をもとに新たな透明太陽電池の技術開発を進めています。

現在の太陽電池は無色透明ではないことから、土地の有効活用としてビルの壁面などに設置したとしても景観の問題が残ります。そこでガラスのように無色透明な太陽電池の研究開発が世界中で進められています。いくつか実現しているものがありますが、発電効率やコストの面では実用には遠いというのが実情です。

OPTMASSは、赤外光をエネルギーに変える透明な発電ガラスの実現により、エネルギー問題を解決することを目指しています。

研究開発型のビジネスでは資金調達が非常に重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ エネルギー 京都大学 大学発ベンチャー 太陽光発電 株式会社 研究開発 電力
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立はどう進める?費用・流れ・手続きをわかりやすく解説
【2026年最新版・税理士監修】会社設立の流れがわかる!やることリスト完全版 失敗しない手順まとめ
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2026年最新】起業・開業の味方!補助金・助成金おすすめ15選|税理士・社労士・行政書士監修

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【2024年2月10日開催】「JHVS2023シンポジウム」医療系ベンチャー・アカデミアのためのシンポジウム
「JHVS2023シンポジウム」のご案内です。 厚生労働省は、薬品・医療機器・再生医療など製品の研究開発を行うベンチャーの振興を図るため、シーズの実用化を目指す医療系ベンチャー企業・アカデミアと、大手…
着物レンタル事業や宿泊管理事業など観光・インバウンド領域で多方面に事業を展開する「羅針盤」が4億円調達
2024年2月21日、株式会社羅針盤は、4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 羅針盤は、個人・法人を対象に宿泊業への参入をサポートする宿泊管理事業、訪日外国人向けオプショナルツアーを展開する…
家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」を提供する「スマートバンク」が11.5億円調達
2024年4月24日、株式会社スマートバンクは、デットファイナンスにより総額11億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スマートバンクは、家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」を提…
飲食店向けPOSレジとモバイルオーダーアプリ「funfo」を提供する「ファンフォ」が資金調達
2025年7月29日、ファンフォ株式会社は、資金調達を発表しました。 ファンフォは、飲食店向けPOSレジとモバイルオーダーアプリ「funfo」を開発・運営しています。 また、2025年6月から、事前購…
製造業向けリモート点検IoT・AIソリューションを提供する「LiLz」が4.3億円調達
2025年7月8日、LiLz株式会社は、総額約4億3000万円の資金調達を発表しました。 LiLzは、プラントなどの製造業向けリモートIoT・AIソリューションを提供しています。 電源・ネットワーク工…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳