グローバルイノベーター創出プログラム「Beyond JAPAN Zero to X」

subsidy

日本貿易振興機構(ジェトロ)は、「Beyond JAPAN Zero to X」について発表しました。

「Beyond JAPAN Zero to X」は、次世代のイノベーションの担い手となる起業家・リーダーを育成し、日本の成長戦略に寄与する人材を育成するグローバルイノベーター創出プログラムです。

特徴

渡航費・宿泊費・プログラム費全て無料

・創業間もないスタートアップでも参加しやすいよう、経済的な負担を低くしています。
・渡航期間は、2・4・8週間の中から選べ、米国滞在期間中は時間を最大限に有効活用できるプログラム設計となっています。

事業フェーズにあわせ、カスタマイズされたプログラム

・渡航期間中の時間をフレキシブルに活用し、事業・アイデアの検証やMVP作成、顧客獲得などを推進できます。
・必要なタイミングで、日米でスタートアップの経験があるメンターおよびグローバルにネットワークを持つローカルアクセラレーターによる実践的なメンタリングやトレーニングも提供可能です。

渡航先は北米3地域(ロサンゼルス・サンディエゴ・オースティン)

自身のビジネス領域・顧客特性にあった市場から選択できます。

応募要件

1. 以下のいずれかに該当する者であること。
 ・スタートアップや米国展開を考える日本企業の社長/創業者や新規事業・海外展開責任者、または、それに準じる者
 ・米国展開を含む具体的なビジネスアイディアを有する者
2. エントリー締め切り日時点で満18歳以上になっていること
3. 同一企業からの参加者は2名以内であること

応募締切

サンディエゴ:2023年7月21日
ロサンゼルス:2023年7月28日
オースティン:2023年7月28日


1人あたりのGDPは、起業活動率と相関があることが研究によって明らかにされています。

起業活動率が高い国ほど、1人あたりのGDPが高い傾向にあることから、各国は経済成長のために起業しやすい環境を整備することを重視しています。

日本は、欧米諸国と比較すると起業活動率が低いという課題を抱えています。そのため、政府・自治体は起業を促進するため、さまざまな支援策を講じています。

たとえば、起業家向けの補助金や融資制度、研修制度などがそれにあたります。さらに近年は、スタートアップの成長を後押しするため、VC(ベンチャーキャピタル)による投資も活発になってきています。

しかし、日本におけるVCによる投資額は、米国に比べると大きく差があります。米国では、2019年に1,334億ドル(約15兆円)の投資が行われましたが、日本では2,162億円にとどまっています。

このように世界は、日本よりもはるかに大きな市場です。もし米国市場に参入できれば、日本では考えられない規模の資金調達ができるかもしれません。しかし海外展開にはさまざまなノウハウが必要となり、その足がかりをつかむのにも大きな困難が伴います。

そこで、公的機関などが実施している、海外展開を支援する制度などを最大限に活用することが重要です。

海外市場は非常に大きな市場であるため、参入することで利益の向上を見込めます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、海外展開の始め方のノウハウについて詳しく解説しています。

また、企業の成長のためには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ Beyond JAPAN Zero to X アクセラレーター イノベーション イノベーター グローバル ジェトロ スタートアップ プログラム リーダー 人材 創出 創業 成長 戦略 担い手 日本 日本貿易振興機構 海外展開 育成 起業家
詳細はこちら

Beyond JAPAN Zero to X

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金(地域戦略人材確保等実証事業)」
2023年4月17日、経済産業省は、令和5年度「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金(地域戦略人材確保等実証事業)」に係る補助事業者の公募について発表しました。 民間事業者等が複数の地域企…
中小機構がスタートアップと大企業・海外企業・投資家をつなぐ「スタートアップマッチングスクエア」を開設
2024年3月21日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は「スタートアップマッチングスクエア」を開設したことを発表しました。 「スタートアップマッチングスクエア」は、全国のスタートアップと大手企業、海外…
スタートアップ育成支援プログラム「J-Startup」 インパクトスタートアップを選定する「J-Startup Impact」を新設
経済産業省は、「J-Startup Impact」の募集を開始したことを発表しました。 経済産業省では、インパクトスタートアップの認知向上と気運醸成を目指すとともに、官民連携での集中支援を行い、インパ…
浜松市経営人材育成プログラム「ベンチャー経営塾」 受講生募集中
2021年8月13日、静岡県浜松市は、経営人材育成プログラム「ベンチャー経営塾」の受講生を8月20日(金)まで募集することを発表しました。 「ベンチャー経営塾」は、静岡県西部地域在住者・在勤者のための…
「ネオキャリア」が英語と日本語が話せるバイリンガルの人材紹介サービス「GIFTERS」を提供開始
2023年2月21日、株式会社ネオキャリアは、「GIFTERS(ギフターズ)」を2023年2月21日(火)から提供開始することを発表しました。 「GIFTERS」は、業務上問題なく会話ができるレベルの…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集