創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年7月14日「令和4年度 東京の中小企業の現状(サービス産業編)」が発行

2023年7月13日、東京都は、「令和4年度 東京の中小企業の現状(サービス産業編)」を発行したことを発表しました。
東京都は、都内中小企業の現状に関する調査を毎年実施しています。
この調査では、3年サイクルで継続的に「サービス産業」「流通産業」「製造業」を対象として実施し、報告書としてまとめ、公表しています。
「令和4年度 東京の中小企業の現状(サービス産業編)」では、第1編で既存統計から東京のサービス業の現状と変化を捉え、第2編で都内中小サービス業10,000企業へのアンケート結果に基づき経営実態を分析し、第3編ではリモートワークの進展をはじめとした経済環境変化への対応状況に加え、中小サービス業のデータの収集と活用状況について分析しています。
日本のサービス産業は、国内GDPと雇用の7割程度を占め、経済全体に影響を与える重要な産業のひとつです。
一方、日本のサービス産業の生産性は諸外国と比較して低いことが課題となっており、国民の所得向上のためにもサービス産業の生産性を向上させることが重要となっています。
「令和4年度 東京の中小企業の現状(サービス産業編)」では、都内でサービス産業を営む中小企業の多様なデータを得ることができ、その分析を知ることができます。サービス産業の経営者が自社の課題や強みを明らかにし、企業の成長のために利用できるほか、サービス産業向けにプロダクト・サービスを提供する事業者にとっても、多くの示唆を与えてくれる内容となっているでしょう。
こうしたデータは、国・自治体がまとめて公表しているものが多いため、しっかりと収集し、戦略的に活用することが重要です。
近年はSDGsの推進による価値観の変化やコロナ禍による環境の変化により、市場の動向も目まぐるしく変わっています。ビジネスではこうした市場を正確に捉えることが重要です。「冊子版創業手帳」では、事業を分析するためのフレームワークを掲載しています。自社の強みや市場の機会を明らかにすることで、ブルーオーシャンを見つけだすことができるはずです。
また、新たな時代を見据え、新規事業開発や販路開拓などに取り組む場合は、資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | サービス 中小企業 東京 東京都 産業 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「第10回ものづくり日本大賞」のご案内です。 「産業・社会を支えるものづくり」「文化を支えるものづくり」「ものづくりを支える高度な技能」「ものづくりの将来を担う高度な技術・技能」の4分野において、とく…
「働き方改革推進支援助成金」のご案内です。 生産性を高めながら労働時間の縮減等に取り組む中小企業・小規模事業者や、傘下企業を支援する事業主団体に対して助成するものであり、中小企業における労働時間の設定…
公益財団法人東京都中小企業振興公社は「一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業」について発表しました。 一時支援金等(※)を受給した都内中小企業の、販売促進の取り組みに助成金を交付します。 助成…
公益財団法人市村清新技術財団「第116回(令和7年度第2次)新技術開発助成」のご案内です。 独創的な新技術の実用化を狙いとした助成事業です。基本的技術の確認が終了し、実用化を目的にした開発試作を対象と…
2025年7月10日、中小企業庁は「新事業進出補助金」第1回公募の申請締切の延長について発表しました。 既存の事業とは異なる、新市場・高付加価値事業への進出にかかる設備投資等を支援する補助金です。 対…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
