「ポストコロナを見据えた受入環境整備促進事業補助金(宿泊施設インバウンド対応支援事業)」7/26締切

subsidy

観光庁は、令和5年度予算事業「ポストコロナを見据えた受入環境整備促進事業補助金(宿泊施設インバウンド対応支援事業)」の公募開始を発表しました。

全国各地の観光地において、全ての訪日外国人旅行者がストレスフリーで快適に宿泊できる環境を整備するため、旅館・ホテルなどの宿泊施設が実施する多言語案内や、客室や共用部のバリアフリー化の推進に関する個別の取り組みに補助金を交付します。

「宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業」
補助金:1宿泊事業者あたり上限150万円
補助率:1/3

「宿泊施設バリアフリー化促進事業」
補助金:1宿泊事業者あたり上限500万円
(自治体と災害協定を結んでいる宿泊事業者は上限1,000万円)
補助率:1/2

「公募期間」
2023年6月26日(月)~2023年7月26日(水)


観光業界はインバウンド需要によって力強く成長していました。2019年の訪日観光客数は過去最多の3,188万人を記録しています。

コロナ禍によって観光業はインバウンド需要の大半を失ってしまいましたが、コロナ禍の落ち着きとともに、全国各地の観光地に訪日観光客の姿が戻ってきています。

たとえば、2023年4月の訪⽇観光客数は2019年同月比66.6%の約195万人と、6割以上の水準に回復してきています。

こうしたなか、観光業では訪日観光客の獲得をさらに加速させるため、さまざまな取り組みが重要となっています。

宿泊施設では、コロナ以前から多言語対応といったホスピタリティの向上が課題となっていました。近年は客室にタブレットのスマートデバイスを設置するなどして、多言語化を図る宿泊施設も増加しています。

また、バリアフリー化も重要な取り組みのひとつです。宿泊施設はさまざまな利用者が利用するため、こうした多様な人びとの使い勝手を想定して環境を整備することは、顧客の満足度向上のために重要となっています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

また、シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「創業手帳」や、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ インバウンド バリアフリー ポストコロナを見据えた受入環境整備促進事業補助金(宿泊施設インバウンド対応支援事業) ホテル 多言語化 宿泊施設 旅館 観光 訪日観光客
詳細はこちら

令和5年度ポストコロナを見据えた受入環境整備促進事業(宿泊施設インバウンド対応支援事業)

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

観光事業者向けDXプラットフォーム「Nutmeg」を提供する「NutmegLabs Japan」が4億円調達
2023年5月17日、NutmegLabs Japan株式会社は、親会社であるNutmegLabs, Inc.(CEO:中口 貴志、本社:サンフランシスコ)が総額約4億円の資金調達を実施したことを発表…
コロナ特需はDXだけじゃない、家電製品や家具/建売住宅まで
コロナ騒動が日本に波及して早半年。新型コロナウイルスの流行により、観光や外食など、多くの産業が打撃を受けています。その一方、外出自粛・在宅勤務に伴う特需に湧く産業もあります。今日は、コロナ禍を追い風に…
「アクト」が訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを展開する「WAmazing」に出資
株式会社アクトは、WAmazing株式会社に出資したことを発表しました。 WAmazingは、訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを展開しています。 Web・アプリ・WeChatにおいて、…
旅行プランを自動作成できるアプリ「bitter」リリース
平成30年9月6日、旅のプランが自動で作成できるiPhoneアプリ「bitter」がリリースされました。 リリースしたのは、ウェブブラウザ「Sleipnir」やモバイルブラウザ「Sleipnir Mo…
【東京都】「AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業」補助金
東京都は、「AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業」の公募について発表しました。 エリア単位で観光関連事業者等が連携し、AI等先端技術を活用した観光地の面的な高付加価値化を図る取り組みを支援し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集