創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年6月26日ARグラス用ディスプレイモジュールなどを手がける「Cellid」が3.7億円調達

2023年6月23日、Cellid株式会社は、総額約3億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Cellidは、ARグラス用のディスプレイモジュールと、空間認識ソフトウェア「Cellid SLAM」の開発・提供を行っています。
ディスプレイモジュールでは、2022年11月から、FOV(視野角)60度を実現したフルカラーのウェイブガイド方式のディスプレイのサンプル提供を開始しています。
引受先の東京エレクトロン株式会社とは、東京エレクトロンの半導体製造装置開発で培った技術を応用した、ウェイブガイド向け製造装置の開発に向けた連携を開始します。
今回の資金は、量産体制の拡充、品質管理体制の確立、プロセス開発の加速、「Model Builder」をはじめとしたソフトウェアの開発・販売の推進に充当します。
AR(Augmented Reality:拡張現実)とは、現実空間にデジタルデータやコンテンツを重ね合わせて表示することで、現実空間を拡張する技術のことです。
現実世界とデジタル世界を重ね合わせて表示するには、スマートフォンのカメラや、専用のメガネ型デバイスであるARグラス、ヘッドマウントディスプレイなどが利用されます。
ARはデジタル空間と現実空間を融合させた体験をユーザーに提供できることからエンターテインメントの分野での注目が高いのですが、ビジネスにおいても幅広い応用が可能であり、すでにさまざまな領域で活用されています。
たとえば、製造業の現場においては、作業者にARグラスを装着してもらうことで、ハンズフリーで作業に必要なデータを表示したり、管理者などと高度なコミュニケーションをとったりすることが可能となります。
また、ARグラスは次世代のスマートデバイスとして期待されています。たとえば、2023年6月5日に、巨大IT企業であるApple社は、空間コンピューター「Apple Vision Pro」を発表しています。
Cellidのディスプレイモジュールは、明るく、広い視野角を持ち、メガネ型に適した薄さを実現しています。これらの要件は、ディスプレイ機能の高性能化と小型化を両立するものです。
また、Cellidのディスプレイモジュールは、世界で初めてFOV(視野角)60度を実現しています。ARグラスの視野角は、ユーザーの没入感や快適性に大きく影響するものであり、自然に見える視野角として最低でも60度が求められていました。
Cellidはこのディスプレイモジュールによりマーケットリーダーとなることを目指しています。
事業の大きな成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AR XR ソフトウェア ディスプレイ 半導体 株式会社 空間 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「G-1スタートアップグランプリ」のご案内です。 この大会は、学生起業家No.1を決め、「一度きりの人生をかけて世界を変えようと志す若者を応援する」ピッチイベントです。 概要 ・入力情報より選考し、フ…
2023年11月6日、株式会社SpaciaNet Japanは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SpaciaNet Japanは、宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォー…
2023年9月13日、株式会社Photo electron Soulは、総額7億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Photo electron Soulは、電子ビーム生成装置を開…
2024年10月17日、大熊ダイヤモンドデバイス株式会社は、総額約40億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、助成金を合わせた累計調達額は約67億円となりました。 大熊ダイ…
2023年8月28日、株式会社ストラテジットは、2023年1月17日付でHEROZ株式会社より、2.5億円の資金枠の調達について基本合意を行い、同時期に1億円の調達を行ったことを発表しました。第2弾と…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

